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たるみ治療の方法・料金事典
注入・注射マイクロCRF
マイクロCRFは注入療法の1つで、細かくした脂肪細胞を使います。施術にかかる料金やメリット・デメリットなど、どのような治療法かをまとめました。治療の流れも含めて紹介します。
マイクロCRFとは
マイクロCRFは、患者自身から吸引した脂肪を注入する施術です。取り出した脂肪は濃縮技術により、全体の10%まで濃縮。機械を使って強い遠心力をかけ、成分を分離させます。そのうえでフィルターを使い圧力をかけて、血液や壊死の原因となる細胞などの不純物を除去。この作業は、空気に触れない環境で行われます。無空状態により菌やほこりの混入を防ぎ、脂肪の中に菌がいない状態を維持。感染症やしこりが発生するリスクを防いだうえで、脂肪を対象部位に注入できるのがメリットです。
また、幹細胞が濃縮されているのもポイントの1つ。幹細胞はさまざまな細胞に変わる力があり、注入した部位の組織を活性化させてくれる作用があります。肌を活性化させることで、肌の環境改善に期待できるでしょう。
自身の脂肪細胞を注入するため、拒否反応が起こる可能性は低いといえます。
副作用
脂肪を採取する際、皮膚のハリが減少する可能性があります。場合によっては、採取した部位にたるみができるかもしれません。採取する量を調整することにより防げるので、担当医師の技術に左右されるといえるでしょう。また、脂肪採取と同時に出血もするため、術後は貧血になるケースも。術後は安静にして、貧血に良いとされるレバーや大豆など十分な栄養を摂りましょう。
術後に出る副作用として、しびれや色素沈着なども挙げられます。脂肪を採取した部位のしびれは、時間が経つと改善されるので安静にしておくのがおすすめです。色素沈着は珍しいケースとして、ストレスが原因で起こる可能性があります。紫外線も色素沈着を起こす原因になるので、施術の前後は日傘や日焼け止めなどで対策しておくことが大切です。
マイクロCRFは遠心分離と圧力を使用することで不純物を取り除きますが、術後にしこりや脂肪の壊死が起こる可能性もあります。注入箇所に生着(脂肪が注入した箇所に定着するよう働くこと)せず、体内に吸収されなかった脂肪が壊死すると、それがしこり発生の原因となります。万が一しこりや壊死が発生した場合、手術を行うケースも。壊死のリスクを抑えるためにも、一度に大量の脂肪を注入するのは避けましょう。注入箇所を細かく分け、脂肪の量を調整してもらうことが大切です。
また、脂肪の生着率には個人差があります。生着できなかった分の脂肪は体内に吸収されてしまうため、脂肪が多く吸収されてしまうと思っていたよりも効果を感じられないでしょう。足りないと感じる場合は、再度脂肪を注入する必要があります。
他にも傷跡が赤く盛り上がる肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)、顔の右と左で大きな差が出るリスクもあります。マイクロCRFだけではなく、どの施術においてもリスクや副作用を知って納得したうえで施術を受けるのは大切です。
マイクロCRFが向いている人
- まぶた下がくぼんで見える人
- くぼみが深いと感じる人
ダウンタイム
ダウンタイムは術後1~2週間ほどです。マイクロCRFは細い針を使って脂肪細胞を注入するため、体への負担は少ないといえるでしょう。仕事や外出は施術当日、もしくは翌日からでき、問題なく日常生活を送れるのがメリットです。ただし、術後1ヵ月は激しい運動を控えましょう。
腫れ
脂肪細胞を注入する部位によって期間に差はありますが、目の周りは腫れやすいため注入量を調整する必要があります。期間はダウンタイムと同じく1~2週間ほどです。
内出血
内出血はダウンタイムと同じく、1~2週間ほど続く可能性があります。
痛み
マイクロCRFの注入時には麻酔が使用されるため、痛みはあまり感じないでしょう。細い注射針を使用するので、注入時の痛みは抑えられます。
安全性
濃縮技術で脂肪細胞の不純物を取り除いているため、菌やほこりによる感染症のリスクは抑えられています。ただし術後、注入箇所に異常を感じた場合は、すぐに医師へ相談しましょう。
持続時間
持続効果は長いとされており、短い頻度で何度も施術をする必要がありません。1度受けることで長い期間持続が期待できるのがメリットです。
治療の流れ
注射器の形をした「シリンジ」という道具を使い、お腹や腰などから脂肪を吸引します。シリンジを10分間ほど立てた状態にしておくことで、脂肪と麻酔が分離。麻酔だけを廃棄した後、脂肪を遠心分離にかけます。遠心力により死活細胞(死んでいる細胞)や、血液などが脂肪から分離。シリンジ内に死活細胞、脂肪、血液の層が形成されます。不必要な層は上から注射器で吸い取る、下から押し出して排出。これにより、シリンジの中には脂肪だけが残ります。
その中にあるサイズの大きな脂肪を砕き、再び遠心分離で脂肪を抽出。ウェイトフィルターにかけることで、古い脂肪細胞のみを除去できるのがポイントです。そこから残った細胞のみを注射器に移し、対象の部位に注入します。施術時間は脂肪を濃縮するのに20分、全体で約2時間半です。
脂肪注入時には注射器ではなく、注入器「MAFT-Gun」を使用するクリニックもあります。直径2.5~3mmの細い針で少しずつ注入できるのが特徴です。
マイクロCRFの適応部位
下まぶた
くぼんでいる部分にふくらみを持たせて、くぼみによる影を解消。目元を明るい雰囲気になるようにしてくれます。細い注射針を使用するため、注入痕が目立ちにくいのがメリットです。目元をふっくらさせるため、たるみだけでなくクマの改善も期待できます。
ほほ
ほほに注入することで、フェイスラインをより整えられるのが魅力的。こめかみにも注入できるなど、くぼみやこけの解消に期待できます。
ほうれい線
顔のふくらみにある脂肪を除去したうえで、くぼみの部分に注入。量を調整してバランスを整えることにより、より美しい外見に近づけるでしょう。腫れや内出血が引き起こされる可能性があるため、洗顔やメイクなどは翌日から可能です。
マイクロCRFの料金相場
デメリットとして、価格が高いとされるマイクロCRF。どれほどの料金がかかるのか、こちらで相場を紹介します。
脂肪を注入する量や範囲にもよりますが、1回の料金が数十万になる場合もあるため、何度も受けるのは難しいでしょう。顔全体を施術する場合、数十万を超えます。ただ、持続効果が長いとされているので、短い頻度で数回うけることはなさそうです。分割払いが可能であれば、カウンセリング時に医師へ相談してみると良いでしょう。
クリニック別 マイクロCRFの料金例
マイクロCRFは使用が認可されたクリニックでしか受けられません。認可を受けているクリニックの中から、数院をピックアップして費用を紹介します。
自由が丘クリニック
| 1ヵ所あたりの価格 | 20万円~28万円 |
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麻酔は2種類から選べる
顔全体の注入に対応している自由が丘クリニック。麻酔は局所麻酔と静脈麻酔の2種類を用意。局所麻酔は検査費が別途費用になります。静脈麻酔だと検査費、麻酔代、入院代が別途費用です。
料金は部位によって異なり、注入量によっても変動します。施術日が決定次第、前金として費用の20~30%の支払いが必要です。
湘南美容クリニック
| 1回あたりの価格 | 6万750円~12万1,500円 |
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会員制度と保証制度あり
会員制度を設けている湘南美容外科では、会員になることで施術費が5%OFFになります。分割にも対応しているため、無理のない支払いができるのが嬉しいポイントです。
施術には保証制度もあり、保証書を発行。明らかに変化が見られない、術前よりも左右に差が確認できた場合に再施術を行なってもらえます。
THECLINIC東京院
| 1回あたりの価格 | 7万5,000円~37万5,000円 |
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脂肪注入に力を入れているクリニック
脂肪注入の指導も行っているTHECLINIC。脂肪を扱う治療を強みとしています。術後に不自然なバランスにならないよう、解剖学にもとづいたデザインを作成。脂肪量や骨格など、細かく見たうえでどのように施術をするのかを決めます。
注入時には精密な施術ができるように開発された注入器「MAFT-Gun」を採用しており、細やかな脂肪手術を徹底するよう努めているクリニックです。
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