【マドンナリフト】施術別たるみ治療の料金相場

マドンナリフトとは

有名女性アーティスト「マドンナ」が名前の由来

「マドンナリフト」という名前は、ポップの女王として世界的に有名なマドンナが施術を受け、絶賛したことがきっかけでつけられました。

施術で用いられるマシンはイタリアDEKA社が開発したフラクショナル炭酸ガスレーザー「スマートサイドスクエア」です。クリニックによっては、旧型の「スマートサイドドット」を使用することもあります。

レーザーで目元のたるみ・しわを改善する施術

マドンナリフトは、まぶたのたるみや眼瞼下垂の治療に効果的です。メスを使わないので、傷跡が残りにくく、体の中でも目立つ部位である目元に適した施術とされています。メスを使わないので切開施術に抵抗があるという方でも、比較的受けやすい施術です。

自然な仕上がりなので手術を受けたことがバレにくい

メスを入れる外科手術のように、必ず翌日から効果を実感できるものではありません。お肌を引き締めることにより、しわ・たるみを改善していくため、効果を実感できるのは、施術直後から6か月後です。

フラクショナル炭酸ガスレーザーと高周波による刺激は、たるんでしまった皮膚細胞のコラーゲンに増産作用を引き起こします。マドンナリフトによって起こる細胞単位の変化は、ゆるやかに変化していくため、周囲の人に気付かれることなく、仕上がりも自然になるのが特徴です。

ダブルの引き締め効果が期待できる

スマートサイドスクエアの特徴は、フラクショナル炭酸ガスレーザーと高周波（RF）という波長の異なる2種類のエネルギーを同時照射できることです。

フラクショナル炭酸ガスレーザーで肌に、微小な傷をつくることで、肌の修復作用を促進。肌細胞が収縮して、傷を治そうとするのを利用し、お肌を引き締めていきます。さらに、傷ついた細胞を治そうとする自然治癒力が働き、つるんとした新しい肌へと生まれ変わります。

もうひとつの高周波（RF）は、肌の細胞深部へ熱エネルギーの刺激を与えるラジオ波です。熱による刺激を受けた線維芽細胞は、新しいコラーゲンを作りだし、ハリとツヤをもたらしてくれます。

フラクショナル炭酸ガスレーザーと高周波（RF）を一緒に組み合わせることで、肌の奥にまで届く伝導率がアップ。より肌の深層まで、レーザーと光の治療効果を届けることができます。

繰り返し受けることでより一層引き締め効果を実感

マドンナリフトは、1か月間隔で施術を受けることができる施術です。1～2か月ごとに3～5回続けることで、施術の効果や肌質の改善、コラーゲン収縮といった肌の生まれ変わり効果を長持ちできます。

肌そのものを生まれ変わらせるので、しわやたるみの他に、ニキビ跡によるクレーターをはじめとした皮膚の凹凸をなめらかなお肌へと導く働きも期待できます。

副作用

マドンナリフトを受けた場合に考えられる副作用についてまとめました。副作用が出ても一時的なものが多く、また個人差もあるため、ここで紹介するのはあくまでも一例。気になる症状があれば、医師に相談するようにしましょう。

肌に赤みや腫れがでる

マドンナリフトの施術直後は、日焼け後のようなほてりを感じる人が多いようです。見た目には肌の赤みや腫れが出ることも。しかし、肌に直接働きかけ、照射していることから施術の効果の一部といえるでしょう。

保冷剤で冷やすと、数時間後には症状が落ち着くケースがほとんどです。

目に違和感や痛み・充血

目の周りの細胞を活性化させ、肌の再生を促すレーザーを照射するマドンナリフト。

施術を行う際には、目を保護する専用のコンタクト、アイガードの装着をします。しかし、まれに目に違和感を覚えたり、痛み・充血などの症状が出ることも。目に違和感を感じた場合には、医師に相談するようにしましょう。

色素沈着（しみ）ができる

照射されるフラクショナル炭酸ガスレーザーは、ダメージを受けた細胞が治る仕組みを利用し、肌に刺激を与えて新しい肌細胞の入れ替えを行うレーザーです。

その際に、細胞の入れ替わりがうまくいかない、もしくは必要以上にダメージを受けた細胞が色素沈着（しみ）に変化してしまうことがあります。

マドンナリフトが向いている人

• 目の周りのしわが目立つようになった人
• 目のたるみをなんとかしたい人
• 目元の小じわが気になる人

マドンナリフトを受けられない人

• 日焼けによって肌がダメージを受けている人
• 光線過敏症の人
• 光増感剤・抗凝血薬・レチノイド・アキュテインなどの薬を服用している人
• ヘルペス既徃症のある人
• 妊娠中の女性
• 金の糸が入っている人

ダウンタイム

マドンナリフトのダウンタイムは1週間ほど。

目元のたるみやしわを改善する施術のため、1か月に1回、3～5回の治療を続けることが必要です。効果を実感するまで、6か月ほどの期間かかることもあります。

施術後すぐ

超音波（RF）とフラクショナル炭酸ガスレーザーが肌細胞に働きかけることにより、ほてりや軽度の腫れ・赤みを感じることがほとんどのようです。

保冷剤で冷やすことで、腫れやほてりなどは改善されていきます。

メイクや洗顔などは翌日から。シャワーもできるだけ、施術を行った部位を避けるようにしましょう。

2日後

施術の効果により、肌に小さなかさぶたができて、ボロボロと剥がれ落ちていきます。新しい肌への入れ替わりが起きている証拠です。

この時期の肌はダメージを受けており敏感な状態のため、日焼け厳禁。紫外線対策を念入りに行ってくださいね。

5～7日後

個人差がありますが、肌にできたかさぶたは5～7日で完全に剥がれ落ち、肌の引き締まりや肌質の変化を感じられます。

1か月後

肌の引き締まりや状態から、自分のニーズに合わせて施術を検討しましょう。1～2か月に1度の間隔で、3～5回の治療がもっとも効果を感じられるそうです。

治療の流れ

1：カウンセリング

肌の状態によっては、照射できない場合もあるので、医師の診断を受けて、施術をはじめます。マドンナリフトは、美容成分注入（成長因子注入）などの組み合わせも可能。希望や予算を確認しながら組み合わせの有無を決めていきます。

2：洗顔・麻酔

メイクを落として、施術部位に麻酔クリームを塗ります。目の周りに照射する場合には、目を保護するため専用のコンタクトやマイマスクをつけます。クリニックによって点眼麻酔を実施することもあるようです。

3：施術

麻酔が効いたことを確認したら、マドンナリフトを照射していきます。照射時間は10分ほど。麻酔クリームを塗っているため、施術の痛みはチクチクする程度です。

4:アフターケア

照射した部位には赤みやほてりがでるため、しっかりと施術部位の冷却を行います。

組み合わせて受けられる施術

GF（グロースファクター）導入

もともと体内に存在するたんぱく質のひとつであるGF（細胞増殖因子）を、肌に浸透させる施術です。お肌のツヤやハリの元となるコラーゲンの生成を助け、細胞レベルの若返りを期待できます。

マドンナリフトは、肌に微細な穴を開けるため、お肌に浸透しやすい状態。組み合わせることで、より効果を感じられるでしょう。