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たるみ治療の方法・料金事典スレッドリフト
切らないフェイスリフトで
たるみとサヨナラ
切らないフェイスリフトのひとつとして、近年人気なのが糸による治療です。その種類は豊富で、新たな方法も続々登場しています。気になる効果ですが、残念ながら永続はしません。しかしリフトアップだけでなく、周辺組織の活性化作用もあるため、数年後の肌にも大きな違いが出るのは確かです。費用は手術などに比べると安くなっているものの、注入治療よりは高くなることが多くなっています。
スレッドリフトによる
たるみ治療の料金早見表
スプリングスレッドリフト
フランス生まれの強力な
最新糸治療
フランスで開発され、2010年ごろ日本でも導入されるようになりました。突起を皮下組織に引っ掛けてたるみを引き上げる「フィックスタイプ」ですが、糸自体に突起が付いているため、皮膚内での安定感は非常に高くなっています。また伸縮性に富んでいる糸のため、表情がひきつったり、後戻りの力に負けたりしにくくなっています。
種類 | 片側3本×両側= 合計6本の場合 |
片側4本×両側= 合計8本の場合 |
片側5本×両側= 合計10本の場合 |
1本あたりの費用 |
---|---|---|---|---|
価格相場 | 費用幅25万2,000円 ~48万円 |
費用幅33万6,000円 ~64万円 |
費用幅42万円 ~80万円 |
費用幅4万2,000円 ~10万円 |
価格相場 | |
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片側3本×両側=合計6本の場合 | 費用幅25万2,000~48万円 |
片側4本×両側=合計8本の場合 | 費用幅33万6,000~64万円 |
片側5本×両側=合計10本の場合 | 費用幅42万~80万円 |
1本あたりの費用 | 費用幅4万2,000~10万円 |
- メリット
- ・引き上げ効果が高いうえに、後戻りしにくい
- ・仕上がりが自然
- デメリット
- ・溶けない糸なので、身体に残る
- ・効果は永続せず。人によって痛みが出る場合も
ハッピーリフト
溶ける糸なので安心感が
高く、施術も簡単
ハッピーリフトは、内臓の手術などに用いられる医療用の糸を活用した、スレッドリフトになっています。このため1年程度で体内に吸収されるので、安心感は高め。周辺組織への影響力は、溶けてなくなった後も数年続くと言われます。施術法も比較的簡単なため、肌への負担も少なくて済むのがうれしいですね。
種類 | 片側2本×両側= 合計4本の場合 |
片側4本×両側= 合計8本の場合 |
片側5本×両側= 合計10本の場合 |
1本あたりの費用 |
---|---|---|---|---|
価格相場 | 費用幅22万6,800円 ~32万円 |
費用幅48万円 ~60万円 |
費用幅51万3,000円 ~70万円 |
費用幅4万3,200円 ~6万5,000円 |
価格相場 | |
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片側3本×両側=合計6本の場合 | 費用幅22万6,800~32万円 |
片側4本×両側=合計8本の場合 | 費用幅48万~60万円 |
片側5本×両側=合計10本の場合 | 費用幅51万3,000~70万円 |
1本あたりの費用 | 費用幅4万3,200~6万5,000円 |
- メリット
- ・肌への負担が少ないので、傷跡が残らずダウンタイムも短い
- デメリット
- ・入れ方によってひきつりが生じる場合あり。経験豊富な医師を選ぶ必要がある
フェザーリフト
とげのある糸で引き上げ!
種類は2つ
フェザーリフトは、糸を使った「切らないたるみ治療」のひとつです。糸自体に毛羽立ちがあり、皮下組織に引っかかるように設計されているので、たるみの引き上げ効果は高くなっています。種類は「アプトス」と「ワプトス」の2つ。一方向ではなく、折り返し使用可能なワプトスの方が、効果は高くなっています。
種類 | アプトス | ワプトス | ||
---|---|---|---|---|
種類 | 片側2本×両側= 合計4本の場合 |
片側3本×両側= 合計6本の場合 |
1本あたりの費用 | 1本あたりの費用 |
価格相場 | 費用幅11万円 ~21万6,000円 |
費用幅16万円 ~32万4,000円 |
費用幅1万8,330円 ~5万4,000円 |
費用幅4万9,000円 ~16万2,000円 |
価格相場 | ||
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ア プ ト ス |
片側2本×両側 = 合計4本の場合 |
費用幅11万~ 21万6,000円 |
片側3本×両側 = 合計6本の場合 |
費用幅16万~32万4,000円 | |
1本あたりの 費用 |
費用幅1万8,330~5万4,000円 | |
ワ プ ト ス |
1本あたりの 費用 |
費用幅4万9,000~16万2,000円 |
- メリット
- ・糸の毛羽立ちでたるみを引き上げ、周辺組織のコラーゲン生成も活発化させる
- ・効果持続が長い
- デメリット
- ・医師の技術に左右されやすい
3Dリフト
その名の通り立体的な
引き上げを実現
3Dリフトは、糸を使った最新のたるみ治療のひとつです。米FDAの認可や、ヨーロッパのCEマークを取得しているので、身体への安全性も高くなっています。糸自体にコーン状の突起物が付いており、皮下組織にあらゆる角度から引っかかるように設計されているので、たるみの引き上げ効果や強度は非常に高くなっていますよ。
種類 | 【スタンダード(ロング以外)】 | 【ロング】 |
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価格相場 | 1本あたりの価格 費用幅3万7,260円 ~9万円 | 1本あたりの価格 費用幅4万6,570円 ~14万円 |
価格相場 | |
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【スタンダード(ロング以外)】 | 1本あたりの価格 費用幅3万7,260~9万円 |
【ロング】 | 1本あたりの価格 費用幅4万6,570~14万円 |
- メリット
- ・突起物の付いた糸で双方向に引っ張る
- ・コーンは吸水性で徐々に柔らかくなり、体内に吸収されるので安心
- デメリット
- ・効果持続がやや短い
シルエットリフト
円錐状のコーンで
たるみを引き上げる
登場からまだ10年程度しか経過していない、糸を使った最新のたるみ治療のひとつ。米FDAの認可や、ヨーロッパのCEマークを取得しているので、身体への安全性も高くなっています。引き上げの効果実感は比較的早いでしょう。また数ヶ月後に肌の内部で免疫反応が現れ、ハリツヤがアップするという効果も感じられるようになります。
種類 | 1本あたりの価格 |
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価格相場 | 費用幅4万3,000~7万5,000円 |
価格相場 | |
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テキスト入ります。 | 費用幅4万3,000~7万5,000円 |
- メリット
- ・しっかりとした突起物で引っ掛けるリフトの元祖
- ・コーンは吸水性で徐々に柔らかくなり、体内に吸収されるので安心
- デメリット
- ・引き上げ効果が強い分、後戻り効果も強い
リードファインリフト
初心者におススメの
切らないフェイスリフト
アジアの美容大国・韓国で開発されました。日本国内でも多くの医院が導入していますが、クリニックによっては「ウルトラVリフト」や「ショッピングスレッドリフト」の名称が同内容の施術を指している場合があります。たるみの直接的な引き上げより、肌内部のコラーゲン生成を活発化させる方法です。初心者向けと言えるかも?
種類 | 20本あたりの価格 | 40本あたりの価格 | 60本あたりの価格 | 80本あたりの価格 | 100本あたりの価格 |
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価格相場 | 価格幅6万6,000円~9万円 | 価格幅11万9,000円~15万5,000円 | 価格幅15万5,000円~18万円 | 価格幅19万2,000円~23万4,000円 | 価格幅21万9,500円~28万0,800円 |
価格相場 | |
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20本あたりの価格 | 価格幅6万6,000~9万円 |
40本あたりの価格 | 価格幅11万9,000~15万5,000円 |
60本あたりの価格 | 価格幅15万5,000~18万円 |
80本あたりの価格 | 価格幅19万2,000~23万4,000円 |
100本あたりの価格 | 価格幅21万9,500~28万0,800円 |
- メリット
- ・肌への負担が少ないので、ダウンタイムも短い
- デメリット
- ・劇的な引き上げ効果は期待できない
新世代スレッドリフト
気になる肌への負担が、
大幅に減少
日進月歩で進化を続けている糸治療ですが、近年「新世代スレッドリフト」として注目されている種類があります。一番の特徴は「先端の丸いカニューレ針に装着されている」こと。鋭利な針に装着されていることが多かったこれまでのスレッドに比べ、肌への負担が大幅に軽減されているのです。まだ導入クリニックは少ないので、美容通は要注目!
価格相場 | 1本あたり2万1,600~3万5,000円 |
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価格相場 |
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1本あたりの価格2万1,600~3万5,000円 |
- メリット
- ・侵襲性の少ない挿入法でダウンタイムが少ない
- ・比較的効果実感が早め
- ・費用がリーズナブル
- デメリット
- ・特有のデメリットは特にないが、効果は永続しない
スプリングアイリフト
伸縮性のある糸で
引き上げる施術
体内に吸収されない糸を使う施術と体内に吸収されない糸を使う施術があり、特徴が異なるので施術を受ける際は注意が必要です。また、糸の挿入方法も種類があります。スプリングアイリフトの効果は埋め込んだ糸の本数や場所が大きく影響するため、入念な相談をしておくと失敗が少なくなる施術です。挿入時の極細針は出血を抑えるように工夫があり、腫れや内出血を起こしにくい施術といえます。
種類 | 10本あたりの費用 | 20本あたりの費用 | 30本あたりの費用 | 40本あたりの費用 |
---|---|---|---|---|
価格相場 | 費用幅5万1,000円 ~6万4,800円 |
費用幅7万1,750円 ~10万8,000円 |
費用幅9万9,750円 ~11万円 |
費用幅11万9,750円 ~17万円 |
価格相場 | |
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10本あたりの費用 | 費用幅5万1,000円~6万4,800円 |
20本あたりの費用 | 費用幅7万1,750円~10万8,000円 |
30本あたりの費用 | 費用幅9万9,750円 |
40本あたりの費用 | 費用幅11万9,750円 |
- メリット
- ・ダウンタイムが短めの施術で、身体への負担が少ない
- ・細い針を使っての治療で傷跡が目立ちにくい
- ・施術にかかる時間が20~30分なので、忙しい場合でも治療が受けやすい
- ・糸で引っ張るため、リフトアップの出来栄えに満足しやすい
- デメリット
- ・施術の仕上がりが担当医の技術に依存
- ・糸を埋め込むことでの感染リスクがある
- ・糸の再調整に対する対応がクリニックによってまちまち
- ・施術費用が埋め込む糸の本数で大きく増減
金の糸
純金の糸で
引き上げる施術
体内に吸収されない純金製の糸を使う施術と、体内に吸収される糸にナノ粒子の金をコーティングした糸を使う施術の2種類があります。どちらの糸を使用するか、治療前の確認は必要です。ダウンタイムが短く翌日からメイクも可能。治療を受けたことが周囲にバレにくい治療法です。効果は通常1~2カ月後から徐々に表れ、自然にリフトアップしていきます。
部位 | 顔全体の費用 | 首まわりの費用 | 額(おでこ)の費用 | ほおの費用 |
---|---|---|---|---|
価格相場 | 費用幅30万円 ~122万円 |
費用幅27万円 ~40万7,000円 |
費用幅20万円 ~30万5,000円 |
費用幅30万円 ~40万7,000円 |
価格相場 | |
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顔全体の費用 | 費用幅30万円~122万円 |
首まわりの費用 | 費用幅27万円~40万7,000円 |
額(おでこ)の費用 | 費用幅20万円~30万5,000円 |
ほおの費用 | 費用幅30万円~40万7,000円 |
- メリット
- ・ダウンタイムが短く、身体への負担が少ない
- ・特殊な針を使用するので、治療痕が目立ちにくい
- ・施術時間が40~60分と短く、忙しい人でもスケジュール調整がしやすい
- ・徐々にリフトアップしていくので周囲にバレにくい
- デメリット
- ・効果を実感するのに2~3カ月ほど要する
- ・糸の種類によっては皮膚から糸が出る(ハサミでカット)
- ・MRI検査・レーザー治療など受診を断られることがある
- ・治療費が高額である
そもそもスレッドリフトとは?
スレッドリフトの特徴
糸で引き上げる負担の少ないリフトアップ
スレッドリフトは、美容外科クリニックでの施術の中では負担が少ないリフトアップ施術です。美容外科ではフェイスリフトやアンチエイジングのために外科手術を行うこともありますが、スレッドリフトなら大きく皮膚を切開することなく、たるみやシワ、フェイスラインの悩みを解消する効果が期待できます。
糸を使った リフトアップ |
リフトアップの要となるのが、突起や毛羽立ちのある「スレッド」と呼ばれる糸であり、この種類が増えるとともに、施術の種類も増えているのが特徴です。現在はさまざまな特徴を持った糸が開発されており、高い効果を与えられるものや長期間効果をキープしやすいもの、負担をさらに減らせるものなどがあります。それぞれの特徴と、自分の希望する美容効果を比較しながら、施術を選ぶことが可能です。 |
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皮膚の切開は 不要 |
スレッドリフトは、顔の目立たない場所から糸を入れて皮下組織に埋め込み、皮膚の内側から引っ張り上げるというリフトアップ方法。リフトの方法にはいくつか種類があり、糸の種類や固定の仕方によって、施術内容が多少変わります。しかし、基本的に針で糸を入れるため、皮膚を切開する必要がありません。そのため、ダウンタイムも短く、施術後の腫れや内出血などの変化も小さく抑えられます。 |
持続期間は 2~3年 |
持続期間は2~3年が基本となっており、永続的ではありません。ただし、免疫の働きによって細胞が活性化され、肌質が改善される効果も期待できます。 |
使われる糸の種類
豊富な種類の糸で効果と負担を比較
スレッドリフトでは、顔のたるみやシワなどを引き上げるための糸に複数の種類があります。糸の種類によって、引き上げ効果の高さや持続期間、自然さが変わるため、糸選びは慎重に行いましょう。使う糸によっては、肌への負担や将来への不安感にも差が出ることがあります。
素材 | スレッドリフトで使う糸の種類選びでは、まずは素材に注目しましょう。スレッドリフトでは溶ける糸と溶けない糸があり、溶ける糸は施術後にゆっくりと溶けて吸収されていきます。溶けない糸はいつまでも体内に糸が残る状態です。溶けて吸収される糸にはポリジオキサノンやポリL乳酸、ポリカプロラクトンなどがあり、溶けない糸は金やシリコンなどがあります。溶ける糸は体内に残らない安心感がありますが、持続性は低めです。溶けない糸のほうが持続期間は長くなりますが、こちらは異物として体内にずっと残るため、感染や肉芽種のリスクを心配する声もあります。 |
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トゲの有無 | スレッドリフトで使われている糸にはトゲが付いているものとそうでないものがあります。トゲが付いている糸は、トゲにより皮下組織を引っかけて引っ張り上げるイメージです。一方、トゲのない糸を使ったリフトアップ施術もあります。こちらの狙いは、引っ張り上げるというより、皮下組織に刺激を与えて、コラーゲンやエラスチンなどの産生を促進させる効果です。刺激によって真皮層の線維芽細胞などを活発にして、肌にハリを与える効果が期待できます。 |
トゲの形状 | トゲのある糸を使ったスレッドリフトでは、トゲの形状によっても効果や持続期間に差が出ると考えられています。 トゲにはカッティングタイプやモールディングタイプの種類があります。カッティングタイプは糸をカットしてトゲを作るタイプであり、モールディングは糸にトゲが追加されているタイプです。カッティングタイプはカットした分だけ糸の強度が弱くなったり、カットしたトゲから糸が裂けたりすることがあります。モールディングタイプでは糸をカットしないため、強度が高く効果も継続しやすいです。 |
トゲの数 | スレッドリフトではトゲの数もさまざまです。基本はひとつの側にトゲが並んでいるという形状ですが、両側に付いているものや、4方向に付いているもの、らせん状に付いているものなどもあります。引っかける部分が多いほうが強度は高く、引っ張りのバランスも良くなりますが、反対に強すぎて痛みや違和感が出ることもあるため、強さと肌なじみのバランスも大切です。 |
固定方法 | スレッドリフトの固定方法にはフローティングタイプとアンカータイプの2種類があります。フローティングタイプは、糸を固定せずにリフトアップするもので、トゲのない部分を支えにしてトゲで引き上げる方法です。固定されておらず自由に動くため、違和感が少なくなります。 アンカータイプは、動かない深部の組織に固定(アンカー)して引っ張り上げるリフトです。しっかりと引き上げることができますが、固定されることで痛みや違和感を感じることがあります。 |
スレッドリフトのメリット
長期間の持続と自然な仕上がりが期待できるスプリングリフト
スプリングリフトは、スレッドリフトの中でも持続力が高く、自然な仕上がりが期待できる人気の高いリフトアップ施術です。スプリングスレッドでは伸縮性のある溶けない糸を使います。伸び縮みしやすい糸には突起(コグ)が付いているため、しっかりと引き上げ効果を与えながらも、表情や立体感を邪魔しません。
効果が 長く続く |
伸び縮みする糸は表情を変えたり顔を動かしたりする際に、組織だけでなく糸自体にも負担がかかりにくく、組織を引っ張る突起も長持ちしやすい特徴があります。また、突起もトゲのようになっておらず、丸みを帯びているため血管などの組織を傷つけません。持続期間は3年程度といわれていますが、入れ方次第ではもっと長期間持続するでしょう。 |
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体に吸収 されない |
ただし、スプリングリフトで使っている糸や突起部分はポリエステルやシリコン素材でできているため、溶けずに残ります。それがスプリングリフトの持続性の高さの理由でもあるのですが、皮膚内に異物が残ることに抵抗がある人には向かないかもしれません。溶けて吸収される糸とは異なり、異物によるリスクが存在することは覚えておきましょう。 |
ダウンタイムや副作用
短いダウンタイムと軽い腫れや違和感
スプリングリフトは即効性が高く、施術後すぐに効果を実感しやすい施術です。しかし、一定時間は腫れや痛み、違和感が残るため、実際に効果が目に見えるのは、それらが治まった後ということになります。
ダウンタイム は3~4日 |
一般的に、スプリングリフトのダウンタイムは短く、3~4日程度で腫れや痛みも消えていくといわれています。ただし、人によって個人差があるので注意が必要です。通常では不快な症状は時間の経過とともに解消されていきます。挿入した糸の本数や施術方法によっても変わりますが、施術時間も短く、標準では2~3時間程度となっており、施術当日も入院の必要がありません。 |
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安定 するまでの 1ヵ月は 要注意 |
メイクや洗顔、入浴などは施術当日からできます。ただし、施術後1週間程度は、熱いお湯を使うことや、サウナなどに入るのは避けるようにしましょう。痛みや違和感がなくなっても、フェイスラインが安定するまでに1ヶ月ほどかかります。その間は、マッサージなど顔に刺激を与えるようなことはできません。痛みが長引く場合には、クリニックで鎮痛剤を処方してもらえるので早めに相談しましょう。 |
仕上がりが 変わる |
スレッドリフトでは使用する糸の本数と挿入時の引っ張り具合により仕上がりが変わります。挿入法によっては糸の引っ張り方で片頭痛を起こしたり、劣化が早まり持続期間が短くなってしまうこともあります。また、医師の技術によって仕上がりに差が出ることもあるため、実績や経験がある医師に依頼するようにしましょう。 |
丸みのある 針で負担を 軽減 |
最近では、肌を切らずに先端に丸みのある針を挿入する施術も始まっています。こちらの方法では従来の方法より、肌への負担をさらに減らすことが可能です。施術時間やダウンタイムも短く、内出血や腫れなどの症状が出にくくなり、施術直後から自然な仕上がりが期待できます。スレッドリフトを考えている方は、チェックしてみてください。 |
スレッドリフトを失敗しないための名医の選び方
スレッドリフトは失敗しやすい?
スレッドリフトでは、後遺症や効果の実感を得られないなどの問題点が注目されることもあります。
■強い力で引っ張る施術は負担が大きい
スレッドリフトは、年齢によって下がった組織を糸で引っ張り上げるという施術です。その効果や後遺症は、糸の本数や施術の技術などによって差が出ることがあります。特に強い力で引っ張るような施術や一部の組織に強い力がかかるような施術では、負担も大きくなり、問題が起こるリスクも高くなるでしょう。
■期待どおりの効果が出ない?
スレッドリフトによる引き上げで失敗したと感じる人の中には、思ったよりも効果が出なかったというケースがあります。これは正面から見たときの効果が弱く見えてしまうためです。また、効果が長持ちしないことも理由としてあげられます。しかし、強い力で引っ張ったり、固定したりすると、今度は組織に強い負担がかかり、引きつれや偏頭痛などを感じることになりかねません。
■無理なくリフトアップできる施術を選ぶのがおすすめ
スレッドリフトを行うときには、柔軟性のある糸で無理なく引き上げ、伸び縮みによって糸への負荷も減らす施術や、固定しない施術を選ぶのがおすすめです。引き上げる糸はまとめて吊り上げるタイプではなく、1本1本を自由に配置できる方法を選択すると、引っ張る負担を減らすとともに自然な仕上がりが期待できます。
名医を選ぶポイント
どこで施術を受けるかによって仕上がりが違ってくるのは、どんな施術でも同じこと。中でもスレッドリフトは医師の技術に左右されるため、良い医師やクリニックを選び、安心して施術を受けたいものです。特に信頼できる名医がいるクリニックであれば、より安心感が得られるでしょう。
医師の 知識と経験を チェック |
名医を選ぶポイントとしては、経歴や実績が大切です。意識してチェックしたいポイントは、施術に関しての知識と経験、誠意などがあります。スレッドリフトの知識を持っていて、どんな仕上がりになるか、さらにいえば、その人に施術の必要があるかどうかを判断してくれることが大切です。また、クリニックで最初に行うカウンセリングも重要なポイント。カウンセリングで丁寧に説明してくれることはもちろん、質問をしたときに明確な答えが返ってくる場合には誠意や知識がうかがえます。 |
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認定医なら 安心 |
簡単な見分け方は、形成外科学会認定医かどうかということです。また、研究内容や得意分野が自分の希望と合っているかどうかも見ておきたいところ。ネット上のプロフィールでも確認できるため、あらかじめチェックしておきましょう。口コミも参考にはなるのですが、それを鵜呑みにするのではなく、対面のカウンセリングを通して信頼できる医師か判断するのがおすすめです。 |
選ぶスレッドリフト編