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たるみ治療の方法と料金事典
1回の料金と10年間効果を持続させるための料金を比較
10年前の写真といまを比べて、頬のラインは同じですか?年齢とともに目立ってくる頬のたるみ、マッサージではなく根本治療が最速最短の道です。それでは早速、頬のたるみを治す施術の種類とその料金相場をチェックしていきましょう。
【頬(ほほ)】切らない治療の料金相場
ヒアルロン酸注入
頬の位置を高くして、たるみを目立たなくさせる治療法。1回にかかる料金は10万円以内です。
PPPプラズマジェル
注入治療の中でも、自分の血漿(けっしょう)蛋白を使用するため、危険性の少ない治療法です。1回の料金は10万円程度で、効果は半年ほど続きます。
サーマクールCPT
高周波を照射して、たるみ部分を引き締めます。クリニックによって料金の差が大きく、相場は9~30万円ほど。
フラクショナルレーザー
コラーゲンの生成を促進させること、肌に若々しさを取り戻す力を与えてくれます。料金は5~15万円ほど。レーザーを照射するお手軽なたるみ治療で、効果の持続期間は半年です。
タイタン
赤外線を照射して、肌の真皮層に働きかけるたるみ治療。高いクリニックでも6万円台で受けられる、リーズナブルな治療法です。
ウルセラ
HIFEと呼ばれる高密度焦点式超音波を頬にあてることで、皮膚と筋肉を引き締めるマシン施術。料金差が大きく、安いクリニックで14万、高いクリニックで40万円です。
スプリングスレッドリフト
医療用の糸を使って、頬の皮膚を引き上げる治療法です。より高度な手法を用いる場合には料金が高くなり、相場は25~60万円と幅があります。
フェザーリフト
たるみが気になる頬へ、突起のついた糸を挿入して皮膚の収縮を促します。料金は本数で変わるため、本数が増えるとそれだけ高額に。料金相場も11~70万円と幅があるものになっています。
3Dリフト
コーン状の突起が付いた糸を挿入して、たるみを引き上げる治療。料金相場は10万程度です。
シルエットリフト
アメリカの厚労省にあたるFDAに認可された、安全性の高い治療法。糸を使ったたるみ治療の中では料金相場は平均的で、16~30万円です。
リードファインリフト
韓国生まれの糸治療。本数が増えるにつれて料金が高額になり、料金相場は6~30万円です。
新世代スレッドリフト
価格は4~25万円程度。針の先が丸いため、肌への負担が少ない治療法です。
ハッピーリフト
糸が吸収された後も肌内部でコラーゲン・エラスチンの生成が促される治療法。1回23~70万円ほどで受けられます。
【頬(ほほ)】切る治療の料金相場
ミニリフト
耳の前や前際を少しだけ切開して、頬・アゴのたるみを引き上げる治療法です。半永久的な効果を期待できる治療で、1回の料金は50~60万円ほどです。
ミディアムリフト
たるみが特に目立つ人に向いている治療法で、たるんだ皮膚を一部切除して伸ばした後に縫合します。1度で高い効果が期待できるぶん料金が高くなり、相場は90万円ほどです。
バッカルファット除去
たるみだけでなくほうれい線の改善・小顔効果も期待できます。1回の料金は20~30万円と、切開術の中ではリーズナブルな治療法です。
【頬(ほほ)】治療相場のまとめ
たるみが特に気になる部分である頬は多くの治療法から選べるぶん、料金もクリニックごとに大きな差があります。切らない治療の場合は、1回10~30万円ほどの治療が多いようです。切る治療の場合は治療法ごとの差が大きく、安い治療法で20万、高いもので90万円になります。
10年間たるみのない状態をキープする場合にかかる料金
ヒアルロン酸注入やフラクショナルレーザーなど、持続時間が半年程度の治療法は、10年間たるみのない頬をキープするためには10年間で20回の施術を受ける必要があります。その場合、フラクショナルレーザーでは10年で300万円かかる場合も。切らない治療の場合、他にも10年で100~200万かかる治療法が少なくありません。
反対に切らない治療法の場合、1度受けるだけで効果が半永久的に持続。特にバッカルファット除去は、1回20~30万円と切らない治療法とほぼ変わらない料金で、効果の高いたるみ治療を受けられます。
クリニックによって料金が変わるのは?
料金相場を調べると、クリニックごとの差が大きいことがわかる頬のたるみ治療。美容医療は自由診療なので、治療にかかる料金をクリニックが独自に設定できます。
そのため技術力や対応力に優れたクリニックは、料金相応の治療を提供できるという自信から、高い料金帯を設定している場合が。もちろん、質の高いたるみ治療を安く受けられるクリニックも存在します。大切なのは、料金にあった治療を受けられるクリニックなのかどうか。治療を受ける前に、カウンセリングを通して料金に見合った治療を受けられるのか確認しておきましょう。
頬がたるむ原因
頬がたるむ原因は、「真皮層にあるコラーゲンの減少」や「表情筋の衰え」などが考えられます。
肌のハリや弾力が保たれているのは、皮膚の土台である真皮層に支えられているから。しかし、真皮層が衰えると肌を支えきれなくなります。そのため、年齢を重ねると肌から弾力が失われ、たるんでしまうのです。
頬のたるみは、加齢と深くかかわっています。「顎のラインがぼやけてきた」「ほうれい線が目立ってきた」と感じたら、それは頬がたるんでいることを知らせる合図です。
頬のたるみの種類
頬のたるみは、大きく分けて3種類あります。
皮膚のたるみ
加齢によってコラーゲンの生成能力が落ちてしまった皮膚は、弾力としなやかさを失って垂れてしまいます。どちらかというと痩せ型で、顔についている脂肪が少ないと皮膚がたるみやすいと言われています。
皮膚のたるみは、「タイタン」による治療が効果的。近赤外光を照射して、肌のハリを生むコラーゲンやエラスチンを再形成し、若々しい表情をつくり出します。
脂肪のたるみ
脂肪は、細かい繊維組織によって支えられています。しかし、加齢によって繊維組織が衰えると脂肪を支えきれなくなり、頬がたるみます。
脂肪がたるんでいる場合、皮膚には問題ないのでコラーゲン注入は効果がありません。皮膚よりも深い脂肪層にアプローチしなければ意味がないのです。
脂肪のたるみには、脂肪層まで熱エネルギーを届ける「サーマクール」という高周波治療が効果的。コラーゲン組織を増殖させることで、脂肪を支える力を取り戻すことができます。
むくみによるたるみ
脂肪層は、脂肪と繊維組織で構成されています。繊維の隙間に水分がたまるとむくんでしまい、水分で重くなった脂肪層が垂れてきます。水分は重力でどんどん下へと移動するので、ますます頬が垂れ下がってしまうのです。
むくみが原因となっているたるみ治療には、「マエストラRF」が効果的。余分な水分を除去しつつ肌を引き締めてくれます。
日常生活で気を付けること
たるみは紫外線によるダメージでも悪化するので、日頃から紫外線対策を怠らないようにしましょう。紫外線はコラーゲンやエラスチンが生成される繊維芽細胞を傷つけ、肌のハリに影響します。
また、日々のたるみケアで過剰なマッサージをするのもNG。肌を引っ張りすぎると皮膚が伸びきって元に戻らなくなります。「マッサージはやればやるほど効果がある!」と思って過剰にお手入れをしてしまうと、却ってたるみを悪化させてしまうのです。特に20~30代で頬がたるんでいる人は、美容に敏感で念入りにリフトアップをして肌に刺激を与えすぎている可能性が高いと言われています。
たるみに悩んだら自己判断せず、まず医師に相談して、適切な治療やたるみケアのアドバイスを受けると良いですね。
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