まぶたのたるみとアイプチの関係とは

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アイプチでまぶたにたるみができる?

美容皮膚科では「アイプチを使ったらまぶたがたるんできた」という悩みを抱えた患者さんが多くなっているそうです。アイプチは二重をつくるためにまぶたに塗る「のり」のことですが、どのように使うとまぶたがたるんでしまうのでしょうか。原因や対策をまとめました!

アイプチでたるみができる原因

アイプチでまぶたがたるむ原因は、主に次の4つが考えられます。

まぶたの皮膚を無理やり引っ張っている

アイプチを使っているときはまぶたの皮膚を引っ張っているという感覚はほとんどなく、むしろ皮膚同士をくっつけているといった感覚の方が多いでしょう。しかし実際はアイプチで無理やりまぶたを引っ張っている状態です。

さらに、毎回必ず同じ位置にアイプチを塗っているとは限りません。うまく位置が定まらず、毎日まぶたの違った箇所を引っ張ってしまっている…という方も多いはず。そうして広範囲にわたって何度も引っ張るので、まぶたの皮膚が伸びてたるみになるのです。

1日中アイプチをしたままでいる

アイプチは1日中外すことがないものなので、まぶたの皮膚は丸1日引っ張られた状態になっています。それがほぼ毎日続くのですから、まぶたの皮膚がたるんできて当然です。鏡を見たときに「まぶたが厚くなってきた」と感じたら、まぶたがたるみ始めてきている可能性があります。

血行不良からたるみになる

アイプチで常にまぶたを引っ張っている状態だと、皮膚に癖がついてしまい、血流が悪くなってしまいます。血行不良になると、まぶたに余分な脂肪や水分などの老廃物がたまりやすくなり、むくみに変化してしまうのです。むくみはたるみにつながる要因。血流を悪化させないように気を付けましょう。

アイプチを落とすときにまぶたをこする

アイプチはのり状の液体を塗ってまぶたを二重にするものなので、メイクを落とす際、アイプチののりも落とさなくてはなりません。その際に無理にゴシゴシとまぶたをこすって落としてしまうと、ただでさえアイプチで引っ張られたまぶたに負担がかかってしまいます。

いかがでしたでしょうか。このように、アイプチは二重が簡単につくれる反面、まぶたに大きな負担をかけているのです。
アイプチを使う際は、これらのことを十分に踏まえて、まぶたに負担をかけないように気を付けましょう。

たるまないアイプチの付け方って?

極端な話ですが、アイプチでまぶたがたるまないようにするには、アイプチをやめるしかありません。しかし、長年アイプチを使い続けてきた方は、今さらやめて本来の一重や奥二重のままで外に出ることが難しいはずです。 そこで、少しでもまぶたがたるまないようにする方法を4つ紹介します。

肌に優しいアイプチを使う

アイプチは接着剤と同じで、肌に悪い影響を及ぼす成分で作られている商品もあります。まぶたのたるみにつながるかぶれや腫れにつながるので、肌に優しいアイプチを使うようにしてください。接着性の弱いものや、美容成分が入ったアイプチなども販売されています。ぜひ探してみてください。

アイプチをこすって落とさない

アイプチをこすって落とすとまぶたの負担になるので、できるだけこすらずに落としてください。優しく洗うことをおすすめしますが、落ちにくい場合はコットンにクレンジング剤をしみこませ、まぶたに乗せてアイプチをふやかしてから取りましょう。洗顔は水よりお湯がおすすめです。きれいに洗い流した後はアイクリームでしっかりと保湿してください。

二重美容液を使う

アイプチによってダメージを受けたまぶたに塗る美容液があります。二重美容液といい、文字通り「二重になりたい」という方向けに作られた美容液です。保湿成分・美容成分が含まれているので、まぶたのダメージを防いでくれます。美容効果だけでなく、二重のラインをつける効果を持つ「二重癖付け美容液」も販売されているようです。

まぶたのマッサージは逆効果

アイプチによってたるみができてしまった場合、マッサージは逆効果になります。アイプチでダメージを受けている状態で、さらに刺激を与えてしまうことになるからです。たるみの解消がより遅れてしまうので、マッサージはしないようにしてください。

たるみができてしまった場合の対処法

たるまないように気を付けてアイプチをしつつも、たるみができてしまった場合はどのように解消すればよいのでしょうか?詳しい対処法を見ていきましょう。

目元のフェイスストレッチ

まぶたにたるみができてしまったら、まぶた自体のマッサージをしてはいけません。目元のフェイスストレッチで徐々にまぶたのたるみを取っていきましょう。

1.眉を上げた状態で目を見開く

ゆっくり目を見開いて、そのまま5秒間キープしてください。

2.1の状態からゆっくりと目を閉じる

この動作のときも目を閉じたら5秒間キープします。そしてゆっくりと元の表情に戻してください。

これを1日3セット行うと目の周りの筋肉が鍛えられるので、たるみの引き締め効果が期待できます。

医師の診断を受ける

まぶたのストレッチをしても効果が出ない場合は、皮膚科の医師に相談することをおすすめします。実はアイプチによるまぶたのたるみは、炎症やかぶれでたるんでいるように見えているだけの場合があるのです。実際に炎症やかぶれを抑える薬でたるみが解消する場合もあります。

直接カウンセリングに行かなくても電話相談を受け付けているクリニックもあるようです。たるみ解消の一番の近道になるかもしれませんよ。