【新世代脂肪溶解注射】施術別たるみ治療の費用相場

医療通訳に聞いた!たるみの専門医・名医大事典

たるみに効く治療とは?施術ごとに徹底調査!

東京のたるみ治療を行っている美容外科から、医師の経歴・資格、クリニックの特徴、実際の患者さんの口コミを大調査!

パーツ別名医を見る

施術別に検索
たるみ治療の方法・料金事典

そのほかの切らないたるみ治療新世代脂肪溶解注射

新世代脂肪溶解注射の料金を先にチェック!▼ [クリック]

従来の溶解剤を発展させた新世代脂肪溶解注射は、脂肪を減らすだけでなく肥満の原因である細胞にも直接アプローチできる施術。たるみの原因が脂肪細胞にある場合、非常に効果的な治療法です。ここでは、新世代脂肪溶解注射の特徴や治療の流れ、クリニックごとの特徴、費用相場などをリサーチしてまとめています。

新世代脂肪溶解注射とは?

脂肪がつく原因にアプローチ

歳を重ねてたるんでしまう原因のひとつに、余分な脂肪がついてしまうことが挙げられます。新世代脂肪溶解注射は、注射するだけで脂肪細胞を減少させる効果が期待できる痩身施術。脂肪細胞の数を減らすことによって、小顔効果や皮膚の引き締め効果が得られる治療法として注目されています。

クリニックごとに異なる溶解剤

従来の「脂肪溶解注射」よりも更に高い効果を期待できる「新世代脂肪溶解注射」。クリニックごとに用いられている脂肪溶解剤が異なるという特徴があります。溶剤ごとに主成分やたるみ・脂肪細胞へのアプローチ方法もさまざまです。

たとえばセオリークリニックで使用されている脂肪溶解剤「メポトロフィン」や「メタボライツ」は、脂肪溶解注射(メソセラピー)治療に関して長い歴史を持つヨーロッパで開発されたもの。主成分は西洋トチの実や西洋クルミ、ヒバマタという海藻など、植物・海産物を由来とするものが中心です。これらの成分は脂肪組織を溶解して排出する血流やリンパの循環を促進させるはたらきを持っています。

渋谷DSクリニックで使われている「プロストロレーン インナーB」は、新たな脂肪の分解促進と合成の抑制を行なう溶解剤です。注入された薬剤の成分が2週間ほどの時間をかけて細胞まで届き、脂肪細胞のサイズダウンへと導いてくれます。

ほかにも、「Fat X」や「アルファコリン」といったそれぞれ異なる溶解剤を使用しています。アレルギーなど既往症がある場合は、治療後の副作用やリスクについてもしっかり確認したうえで、溶解剤ごとの特徴やクリニックの料金、施術の回数やダウンタイムなども事前に聞き、納得してから治療を受けるようにしましょう。

治療の流れ

1日目(施術当日)

カウンセングで部位・注入量・回数を相談した後、施術を行ないます。注射を刺す際の負担やダウンタイムを軽減するために、表面麻酔を使うクリニックが多いようです。注射にかかる時間は10~30分程度。術後の数時間は赤みが見られますが、その日の内に落ち着くことがほとんど。術後の生活にあまり制限のない治療法ですが、腫れや内出血が悪化しないように、入浴や激しい運動など体温を上げるような行為はできる限り避けてください。

2~3日目

注入部位に腫れや内出血が見られる可能性があります。1週間ほど続いた後、自然と治まりまる症状なのであまり心配はいりません。

2週間後

注入した溶解剤が体内の細胞に浸透する時期です。この頃から徐々に、痩身・たるみへの働きかけが加速します。新世代脂肪溶解注射は、複数回行なうことでより高い効果が期待できる治療法です。2週間を一区切りに、2回目の注射を受けられます。

ダウンタイム

まれに、注射針で刺激を受けることで赤みが出ます。症状が目立つのは2~3時間程度。すぐに自然消滅するため、様子を見るだけで問題ありません。

副作用

内出血

麻酔や溶解剤に配合された有効成分が副作用を軽減してくれますが、内出血が現れる可能性が。ほとんどのケースでは、1~2週間で消えます。

痛み

術後数日間、筋肉痛に近い痛みを感じるケースがあります。自宅にいる間はタオルに包んだ保冷材を患部に当てて、ケアしてください。マッサージも有効です。

安全性

薬剤に含まれる成分によってはアレルギーが起こる可能性も。なかには大豆由来の天然成分を含む脂肪溶解剤もあるので、アレルギーがある場合は医師に相談しましょう。また術後に軽度の腫れ・赤みが見られることがありますが、症状が強い場合は治療を中止する必要もあるので、すぐにクリニックへ相談してください。

持続期間

新世代脂肪溶解剤が働きかけるのは、脂肪そのものではなく、肥満の原因である脂肪細胞です。溶解剤によって注入部位の脂肪細胞が減った後、新たに生成されることはありません。そのためリバウンドの心配がほとんどなく、長期間の効果が期待できる治療法です。

部位や脂肪量によっては、1回の治療で減らせる脂肪細胞の数に限りがあり、充分な効果を感じられないことも。何度か注射すると、より多くの脂肪細胞にアプローチできるので、持続期間も長くなります。

ほかの注入治療との違い

効果の持続期間が長い

「ヒアルロン酸注射」や「ボトックス注射」などと同じように、多くの注入治療の持続期間は半年から1年程度です。これに対して新世代脂肪溶解注射が作用して数が減少した脂肪細胞は、再び増えることはありません。脂肪細胞の数は一生のうちに作られる数が限られているからです。そのため溶解剤を注射した部位はリバウンドが起こりにくいため、脂肪が原因のたるみに対する引き締め効果は半永久的であることが期待できます。

新世代脂肪溶解注射が向いている人

  • メスを入れなくて良い手軽な治療法を探している人
  • たるみ治療と同時に痩身施術も受けたい人
  • 脂肪を原因とするたるみで悩んでいる人
  • 二重あごやゴルゴライン、口元の膨らみが気になる人
  • 脂肪溶解注射の中でも最新の治療を受けたい人
  • 施術時間の短い治療を選びたい人

新世代脂肪溶解注射によるたるみ治療の種類

各クリニックで、新世代脂肪溶解注射で用いる溶解剤が異なります。ここではFat Xをはじめとした、代表的な溶解剤をまとめました。

Fat X

メリット
・渋滞の脂肪溶解注射(メソセラピー)よりも脂肪細胞へ働きかける力が強い
・リバウンドの可能性が低い
・痩身とたるみへの働きかけが同時にできる
デメリット
・脂肪溶解注射に比べて費用がかかる
麻酔 麻酔テープ・麻酔クリーム ダウンタイム 1週間
効果の範囲 全身 持続期間 半永久的
備考 術後1~2週間に、注入した部位が硬く感じられる場合がある。 価格相場 25,000円

プロストロレーンインナーB

メリット
・メスを使わずに注射だけでたるみにアプローチできる
・痩身効果も期待できる
・持続時間は半永久的
デメリット
・即効性が弱い
・2週間間隔をあけて数回受ける必要がある
麻酔 表面麻酔 ダウンタイム 2~3日
効果の範囲 あご下、二の腕、お腹、ウエスト、太ももなど 持続期間 持続的な効果が得られる
※具体的な期間は不明
備考 ヒアルロン酸でアレルギー反応がでる人や高齢者、妊娠中、高血圧の人は受けられません。 価格相場 27,000円

アルファコリン

メリット
・医薬品に分類される
・脂肪細胞の数を減らす施術でリバウンドの心配が少ない
デメリット
・他の新世代脂肪溶解注射と比べると、1回あたりの価格相場が高い
麻酔 不明 ダウンタイム 不明
効果の範囲 フェイスライン、腹部、内股、二の腕、ヒップ、胸 持続期間 不明
備考 大豆由来の天然成分が配合されているので、大豆アレルギーの人は受けられません。 価格相場 32,000円

新世代脂肪溶解注射によるたるみ治療 
料金例

クリニックごとの料金差はほとんどありませんが、使用する溶解剤によって差が生まれます。1回あたりの料金で比べると、以下の通り。1回3万円前後で受けられるクリニックがほとんどです。ただし、注入範囲や回数によって料金が変わります。たるみの状態や希望部位を診てもらい、おおよその料金を事前に確認しておきましょう。

お安い例 25,000
お高い例 32,000
相場 27,000

クリニック別 
新世代脂肪溶解注射によるたるみ治療の料金

セオリークリニック

新世代脂肪溶解注射の費用

1回(5ml) 27,000円(税込)

きのみ・海藻など自然由来の成分が使われた安全性の高い溶解剤

5mlの対象範囲は手のひら程度。料金相場と同程度の料金で新世代脂肪溶解注射を受けられます。セオリークリニックでは、ヨーロッパやスペインで開発された溶解剤を使用。西洋のきのみや海藻のヒパマタなど、自然由来の成分を主成分としています。かゆみや痛みの原因となるステロイド・ニコチンが含まれていない、安全性の高い溶解剤です。

渋谷DSクリニック

新しい脂肪溶解注射の費用

1本 27,000円(税込)

2018年に日本上陸した新脂肪溶解剤をいち早く導入

渋谷DSクリニックは、痩身施術専門の美容クリニックです。2018年から行っているのが、3種類のペプチドを配合した新たな脂肪溶解剤「プロストロレーンインナーB」を使った脂肪溶解注射です。

初回価格も設定されており、価格1本8,000円で受けられます。2回目以降は、新世代溶解注射としては平均的な2万7,000円で治療できます。

加藤クリニック

Fat X(第4世代の脂肪溶解注射)費用

0.1cc 2,000円
10cc(1バイアル) 150,000円

あご下への注射に最適な薬剤

加藤クリニックの脂肪溶解注射は、「第4世代」にあたるFat Xです。2015年に、アメリカの厚労省にあたるFDAから承認されています。主成分は二重あごの脂肪除去に高い効果を期待できる薬剤「ヤクベラ」です。

他のクリニックでは1本単位で料金を設定していますが、加藤クリニックでは0.1ccごとに料金を定めています。部位や脂肪の量によって注入量が異なりますが、あご下であれば3~6ccが注入目目安となるため、1回あたり6~12万円ほどかかります。

銀座TMクリニック

アルフォコリンによる費用

1本 8,000円
12本 90,000円
24本 172,800円
40本 280,000円
80本 520,000円

1本あたりの最安料金は6,500円!

天然成分を使った「アルフォコリン」という脂肪溶解剤を使用。化粧品扱いになる脂肪溶解剤も多い中、アルフォコリンは医薬品に分類されており、腫れ・むくみの症状を抑えてくれます。ただし大豆から抽出された成分なので、大豆アレルギーがある方には不向きです。

銀座TMクリニックでは、部位ではなく本数と施術回数でプランを決められます。本数が多いほど1本あたりの料金が安くなり、80本プランは1本あたり6,500円に。1本ではがきサイズの範囲を施術できます。1回で4本使用。1本ずつでプランを組んだ場合の費用は、1回3万2,000円です。

うまみ美容クリニック

Fat Xの費用

1回(手のひら1枚ぶん) 25,000円
1回(手のひら2枚ぶん) 45,000円

インディバと組み合わせたメニューも!

1回あたりは平均的な価格です。うまみ美容クリニックでは、術後の腫れ・痛みを軽減するためにインディバトリートメントも勧めています。高周波を部位に照射して、基礎体温を上げる治療です。通常のFat Xの価格に2~3,000円追加することで、インディバトリートメントとセットになった「Fat Xプラス」が受けられます。

たるみ治療名医・クリニック事典医療通訳が
選ぶ
そのほかの切らないたるみ治療編

切らないたるみ治療が
得意な名医を見る