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顔の片側だけにたるみが出るのはなぜ?
左右対称ではなく、顔の右側にだけたるみが出ている方はいませんか?反対に左側は?顔がゆがんでいるようにも見えるため、悩んでいる方も多いことでしょう。こちらでは、顔のかた側だけにたるみができる原因や解消法、メイク法を紹介しています。ぜひ参考にしてください。
顔の片側だけがたるむ原因とは
顔の片側だけがたるむ場合は、普段の生活のなかに原因があります。主な原因を6つあげますので、心当たりのある方はすぐに改善しましょう。
片方の歯で噛む
食事の時にいつも片方の歯だけで噛んで食べていませんか?もし左側の歯だけで食事をしていると、使っていない顔の右側の筋肉が衰えてたるんでしまうのです。口周りの筋肉は頬の筋肉とつながっているため、口を動かさないと頬にも影響が出てしまいます。
片側で頬杖をつく
頬杖をついているほうの顔の皮膚が伸ばされてしまうので、たるみにつながります。また、顔の骨に強い負荷がかかってしまうため、骨格が変形して顔のたるみが起こります。
片側を向いて寝る
片側を向いて寝ることもたるみを生む原因になります。枕に押し付けられた側は負荷がかかり、筋力が衰えてしまうのです。
片側に体重をかける姿勢が多い
体の重心が片方に寄っていると、体のゆがみから顔のゆがみへとつながってしまいます。電車やバスで体を預けて立つことが多い方は注意が必要です。
たるみのセルフチェック
顔の片側がどれくらいたるんでいるのかを鏡だけで確認するのは難しいものです。そこで、顔がどれくらいたるんでいるのかをチェックする簡単な方法をご紹介します。たるみをどれくらい解消できたかの目安にすることもできるので、ぜひ試してみてください。
1.スマートフォンで写真を撮る
スマートフォンで自分の顔の写真を撮って、客観的に見られるようにします。 写真は無地の壁を背景にして撮るようにしましょう。背景にものやたくさんの色があふれていると、顔のゆがみを判定しにくくなります。
スマートフォンは自撮りで使う内側のカメラを使ってください。角度は自分の顔の正面です。上に構えると、顔の角度が変わってたるみが分かりづらくなるので注意しましょう。自撮り棒を使ったり台においてタイマーを使ったりしてもかまいません。
写真を撮るときは正面から照明が当たるようにしてください。片側から当てると、影でたるみが分かりづらくなってしまいます。
2.写真の真ん中に線を引く
画像編集アプリを使って、顔の中心に線を引きましょう。アプリがない場合は、プリントアウトして定規で線を引いてもかまいません。
線を引いた状態で顔を見たとき、どれくらいの違いが出ているでしょうか?鏡で見たり手で触ったりするよりもより正確にたるみが把握できますよ。
たるみの解消法
こちらではできてしまったたるみの解消法について紹介していきます。
たるみの原因となる癖を改善する
すでにたるみができてしまった場合、無理なマッサージは禁物です。顔の表面だけをもみほぐしても、筋力の衰えが原因であるたるみには効果がありません。
たるみを解消するには、表情筋のトレーニングが必要です。トレーニングといっても簡単にできるものを3つ行うだけなので、ぜひ取り入れてみてください。
1.「あいうえお」を顔の筋肉を意識しながら発声する
顔の筋肉を意識しながら「あ・い・う・え・お」と発声します。それぞれの文字を10秒ずつ、3セット行ってください。
発声する際は顔に思い切り力を入れて、大げさなくらいに動かしましょう。頬のたるみに効果を発揮します。
2.上を向いたままで「あいうえお」と発生する
上を向いた状態で、1と同じように顔の筋肉を意識しながら10秒ずつ、3セット行いましょう。あごやフェイスラインのたるみ解消効果が期待できます。
3.両目で交互にウインクをする
ウインクといってもチャーミングにパチパチとまばたきしてはいけません。 片目は大きく開いたまま、片目をゆっくり閉じます。パチパチとまばたきをするのではなく、あくまでゆっくりです。これを片方の目で10回ずつ行いましょう。まぶたのたるみ解消に効果を発揮します。
以上のトレーニングをすべて行っても5分ほどしかかかりません。毎日5分の表情筋トレーニングを行うだけでたるみが解消できます。
たるみを隠すメイク方法
表情筋のトレーニングを始めてもすぐには効果が現れません。根気よく続けなければならないのです。
ですが、普段の生活のなかで人に会わない日はありませんよね。生活サイクルはたるみの解消を待ってはくれません。 たるみによって顔のバランスが崩れてしまった場合、違和感や不安感を与えてしまうそうです。就職面接や合コンなど、第一印象でイメージが決まってしまう場では不利になってしまいます。
そこで、たるみを解消中でも悪い印象を与えにくいメイクのコツを2つご紹介します。
1.「利き顔」に合わせてメイクをする
利き顔とは目が大きく、眉や頬、口が上がっている側の顔のことです。利き顔に合わせてメイクをすると左右対称に近くなります。微妙な差を直すので、慣れるまでは自撮りで確認しながら合わせてみてください。
2.三面鏡を使う
三面鏡は自分の本当の顔の向きを知ることができる鏡です。三面鏡を使えば相手から見えている自分の顔の様子も確認できるので、メイク後の仕上がりがイメージしやすくなります。 鏡がない場合は、スマートフォンのアプリで写真を反転させて顔を確認してみてください。