【プラズマジェル】施術別たるみ治療の価格相場

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PPP(プラズマジェル)

プラズマジェルの費用を
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気になるエイジング現象・たるみを簡単に改善する美容施術として、人気が高いプラズマジェル。その施術費用は一体どのくらいかかるのか、気になるところだと思います。以下に部位別の相場をリサーチしていきましょう。

PPP(プラズマジェル)注入とは?

プラズマジェルとは自分の血液から抽出したPPP(少血小板血漿)を使用した再生医療の一種。ALSAシステムと言われる特殊な機器を使い、PPPに熱を加えてジェル状にしたものをたるみ部分に注入します。目の下のたるみ解消をはじめ、ほうれい線や肌のくぼみ、あごや鼻筋の補正にも効果的な治療です。自分の血液を使用するため、拒絶反応やアレルギー発症の心配がなく、注入直後に効果が得られる即効性が魅力。プラズマジェルに含まれる血小板は血液成分のひとつで、傷を治す働きがあります。その際に分泌されるのが成長因子です。成長因子はコラーゲン生成・ヒアルロン酸生成・細胞増殖を促し、肌の活性化を促進させます。プラズマジェルを注入することで肌の潤いやハリがアップし、肌が持ち上げられてたるみ改善に繋がるのです。

注入されたプラズマジェルはゆっくりと体内に吸収・分解され、最終的には効果がなくなります。同じ再生治療の一種のPRP療法は、注入してから効果が出るまで1~2ヵ月ほどかかりますが、プラズマジェルは注入してからすぐに効果が出るのが特徴です。

プラズマジェルを作り立つALSAシステムは、医療機器産業に特化している国際規格のISO13485認証(医療機器・体外診断用医薬品)や韓国食品医薬品安全庁(KFDA)の認証を取得。ほかにもGMP(医薬品および医薬部外品の製造管理および品質管理)が定める基準を満たした、安全で信頼性の高いシステムです。

注意してほしいのは、ALSAシステムと類似したPPPジェル生成機器が出回っているということ。類似マシンは臨床試験の実績がなく、安全性が確保されていません。PPP生成時の過熱も70℃と90℃の設定しかないため、PPPの品質はALSAシステムに比べて低下します。PPPジェルの注入施術を受ける際は、クリニックが使用している機器を確認するとよいでしょう。

副作用

自分の血液を使用することから、ほとんど副作用の心配はありません。内出血や青タンなどが起こりにくく、治療後は自然な仕上がりになります。しかし、稀に副作用が起こることも。副作用について以下にまとめました。

腫れ

稀に施術した部分の周辺部に、赤みや腫れがでる場合があるそうです。腫れた部分が一時的に硬くなることもありますが、いずれも1~2週間程度で改善されます。

内出血

注入部分に内出血が起こることがあります。クリニックによっては、内出血を予防・改善のためのクリームを処方してくれるので安心です。

その他の副作用

ごく稀ではありますが、拒絶反応やアレルギー、感染症などが起こることもあるようです。施術前の検査を徹底してくれ、常に院内を清潔に保っているクリニックを選ぶことである程度回避できるでしょう。

ダウンタイム

ブラズマジェルはほとんど副作用が起こらない施術といわれています。治療時間は10~20分程度なので、体にもほとんど負担がかかりません。注入部分の周辺に赤みや腫れが起こる場合がありますが、1~2週間程度で回復していきます。日常生活にほとんど影響がなく、治療を受けた日からメイクや洗顔、シャワーが可能です。施術後、特に問題がなければ、通院の必要もありません。しかし副作用のリスクが増すため、施術直後の入浴やサウナ、飲酒などは控える必要があります。また稀に起こる副作用がでてしまうとダウンタイムが伸びる可能性も。万が一のことを考慮して、事前にダウンタイムについての説明を聞いておきましょう。

PPP(プラズマジェル)注入が向いている人

  • シワ、タルミの改善をしたい方
  • おでこのしわを解消したい方
  • 頬のタルミやほうれい線で悩んでいる方
  • 唇や首のしわが気になる方
  • ニキビ跡を治療したい方
  • 目の下のたるみを取りたい方

安全性

アメリカのドクターチームによって、プラズマジェルの効果について論文が発表されています。プラズマジェルを作るALSAシステムはKFDA(韓国食品医薬品安全局)から承認されており、GMP(医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理)の基準もクリア。安全で信頼性の高いシステムです。

治療の流れ

  • 1.医師からPPP(プラズマジェル)注入についての説明を受けます。疑問や不安はここで解消させておきましょう。
  • 2.PPPを抽出するために採血を行います。採血量は15cc程度と健康診断時の採血よりも少ない量です。
  • 3.遠心分離機を使い、採血した血液から少血小板血漿(PPP)を抽出。
  • 4.抽出したPPPをALSAシステムと言われる特殊な機器で加工します。ALSAシステム内部では70~90℃の温度で加熱され、ジェル状に加工されます。
  • 5.専用の注入器を使って、希望する部位に注入します。採血から注入までおよそ30分程度です。

他の再生治療とプラズマジェルとの違い

エイジング現象改善のため、肌に「何か」を注入する治療法は数多くありますが、プラズマジェルはこれらと一線を画す意味で「再生治療」と呼ばれます。その理由は、自身の血液に含まれる血漿を活用するから。例えばヒアルロン酸は「もともと人体に含まれている成分なので安全」と言われますが、アレルギーが起こる可能性はゼロではありません。

しかしプラズマジェルは極めて安全であるうえに、ヒアルロン酸よりも仕上がりが滑らかなのです。同様に自身の血液成分を活用する「PRP治療」は、効果実感が現れるスピードはゆるやかですが、プラズマジェルには即効性が期待できます。

PRPには血小板が多く含まれており、自己再生能力を高めてくれる効果があります。コラーゲンを生成してくれる成長因子が含まれているので、目元や口の周りのしわに効果を発揮。PPPには自己再生能力を高められる効果はそれほどありませんが、ヒアルロン酸注射のようにボリュームアップに期待できます。自分の血小板を使用するので、肌へのなじみが良く、調子を整えてくれる利点も。PRPを作る際に副次的に生成されるので、PRP療法と同時に受けることもおすすめです。

プラズマジェルのたるみ治療
クリニック別価格例

自分自身の血液の中に含まれている成分を有効活用するプラズマジェルですが、導入クリニックの数はそれほど多くなく、「1回いくら」という費用体系がほとんどです。以下にその一例を紹介していきますので、ご確認ください。

赤坂AAクリニック

左右2ヶ所 6万3,000円
左右4ヶ所 10万5,000円

真のアンチエイジングを提案するクリニック

アンチエイジング施術を専門に提供するクリニック。美容皮膚科はもちろん、健康内科など多彩な診療メニューを提供しています。プラズマジェルの費用は、比較的リーズナブル。PRP注射との併用も推奨しています。

クロスクリニック

1部位 10万8,000円
2部位 16万2,000円

経験豊富な美容外科医が担当する安心の施術

エイジング治療、医療脱毛、痩身を3本の柱に、美容医療を提供しているクリニック。都内有数の繁華街・銀座で開院しています。プラズマジェルの費用は若干お高めなので、よく検討する必要がありそう。

聖心美容クリニック

1回 14CCまで9万3,000円

中国でも開院している、実績多数な業界大手

全国に9院、そして中国・上海にも1院を展開している聖心美容クリニック。業界大手として実績や知名度も高くなっています。プラズマジェルに関しては、注入量で値段を区切っているようです。

プラズマジェルの
特徴と価格相場

プラズマジェルはリフトアップ手術に比べ肌へのダメージは少なく、安全な施術として人気が高くなっています。その価格設定や症例実績はクリニックにより異なるので、事前にチェックしておきましょう。

PRP注射

自分の血液から抽出した成分でふっくら、を目指す

PRP注射とは、簡単に言うと血小板を多く含む自身の血漿(けっしょう)を、エイジング現象が気になる部分に注入する治療法です。血漿蛋白はヒアルロン酸などに比べても滑らかな成分なので、仕上がりが自然。また、自身の血液から抽出した成分を再注入するため、アレルギーリスクはほとんどありません。

どんなたるみにおすすめか
ほうれい線やシワ、くぼみを改善するのに向く
メリット
・比較的早い効果実感が得られる ・アレルギーリスクは少ない
デメリット
・効果持続は半年程度と短い ・採取した血液から有効成分を生成する方法がクリニックにより異なり、効果差が生まれる
価格相場

プラズマジェルは施術メニューにラインナップしているクリニックの数が少ないだけでなく、部位別の価格体系は設けられていないことがほとんど。1回の平均価格は100,000円程度です。

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