涙袋がたるみの原因となる理由は?

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涙袋がたるみの原因になる?

涙袋がたるみにつながる原因は3つ

眼輪筋の衰え

眼輪筋(がんりんきん)とは表情筋のひとつで、まぶたを開いたり閉じたりする働きを担う筋肉のことです。この筋肉が加齢によって衰えると、まぶた周辺の脂肪や皮膚が支えられなくなり、たるみの原因となってしまいます。涙袋がたるみの原因となる1番の理由は、眼輪筋の衰えがあげられます。

眼窩脂肪の膨らみ

眼窩脂肪(がんかしぼう)とは、眼窩(がんか)と言われる眼球を保護している部位の脂肪のことです。年齢を重ねていくうちに眼球を支えている靭帯が衰え、位置が下がります。その結果、眼窩脂肪が前に押し出され、涙袋にたるみの症状が現れるのです。

肌のハリや弾力の衰え

加齢や紫外線による皮膚への影響により、真皮を構成するコラーゲンや、そのコラーゲンの線維を支えるエスラチンといった成分が低下することで、肌のハリや弾力を失います。その結果、涙袋のたるみにつながるのです。

そもそも涙袋とは?

下まぶたにある、眼球に沿った膨らみが涙袋になります。中には涙が入っているわけではありません。涙袋をはじめ、まぶた周辺の皮膚は人間の体のなかでもっとも薄くなっており、脂肪ではなく筋肉組織で包まれているのです。まぶたを開けたり閉じたりするときに働く眼輪筋(がんりんきん)が、目の周りを360度囲んでいます。よく動く表情筋のため、顔の印象を良くしようと目が大きく見える涙袋に憧れる女性が急増中です。

涙袋は筋肉なので、加齢による衰えはどうしても出てきます。涙袋が大きい人ほど、衰えた場合にたるみが目立ってしまうのです。そういった部分を踏まえると、憧れの涙袋は年齢を重ねていくうちに「目袋」となるので、敬遠する人は少なくありません。目袋の改善方法はありますが、先を見据えたケアをしていくことが大切です。

涙袋のたるみ予防・対策

涙袋のたるみ対策法として効果的なのが、眼輪筋のエクササイズです。長時間パソコンに向かっている方や、人と関わる機会が少ない方は、普段の生活で眼輪筋を使っていないかもしれません。涙袋は筋肉であるため、鍛えることが可能です。簡単なエクササイズとマッサージ方法をステップごとに紹介します。

涙袋のエクササイズ

ステップ1:まぶた周辺にクリームを塗ります。
ステップ2:目を細めます。
ステップ3:細めたまま眉毛を引き上げ、その状態で10秒間キープ。
ステップ4:眉毛を元に戻す

ステップ1~4を数回繰り返すだけです。他にも頬の筋肉をできるだけ動かさず、片目を交互にウィンクする方法もあります。

涙袋のマッサージ方法

ステップ1:クリームを塗ります。
ステップ2:指先でなぞるように目の下をマッサージします。
ステップ3:顔の中心から外側に向けて優しくさすります。

ステップ3のときにリンパや血流促進によるフェイシャルマッサージも行うことで、目の下のたるみや予防につながります。注意点としては、強い力で行わないことです。何度も同じ部位を摩擦しないよう気を付けましょう。