【フェザーリフト】施術別たるみ治療の費用相場

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スレッドリフト編フェザーリフト

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ギザギザに毛羽立った糸で皮下組織を持ち上げ、リフトアップに繋げてくれるフェザーリフト。リフトアップだけでなく肌にハリを与える効果もあり、今後のたるみ予防にも役立ちます。日帰りで行える施術ですが、料金はどの程度かかるのでしょうか。以下にフェザーリフトの料金相場やクリニック別の費用例を紹介します。

フェザーリフトとは?

糸を使った「切らないたるみ治療」のひとつ

フェザーリフトとは特殊に加工された溶ける糸を使い、たるみが気になる頬の皮下組織に糸を通して引き締めるリフトアップ術。フェイスリフトに変わる施術として期待されています。フェザーリフトに使用される糸には、両端から中央に向かってギザギザの毛羽立ち部分があるのが特徴。この毛羽立ち部分が皮下組織に絡んで持ち上げてくれるので、自然な立体感が出るうえに、効果が長く続きます。糸の周囲ではコラーゲンの生成が促進され、肌にハリが出て今後のたるみ予防の効果も。

頬のたるみに高い効果をもたらしてくれる施術

フェザーリフトは特に頬のたるみに効果的で、鼻から口にかけてのほうれい線が浅くなり、ハリのある頬の輪郭がよみがえります。目の下くぼみの改善や、垂れた眉の引き上げ効果も期待できるので、見た目が若々しい印象に。施術後2~4週間ほど経過すると、糸の周囲にできた繊維組織による収縮効果によって、たるみがさらにリフトアップされていきます。

メリット
・糸の毛羽立ちでたるみを引き上げ、周辺組織のコラーゲン生成も活発化させる
・効果持続が長い
デメリット
・医師の技術に左右されやすい

どこのしわ・たるみ向きか

顔の中心に近い部分のしわやたるみ

リフトアップの種類

糸自体の毛羽立ちで皮下組織を引っかけるタイプ

糸のタイプ

溶ける糸と溶けない糸がある

糸の伸縮性

あまりない

突起の特性

突起ではなく、糸に毛羽立ちがある

糸の素材

ポリプロピレン

持続期間

3~5年

仕上がりの自然さ

自然

施術時間

40分程度

ダウンタイム

数日程度の腫れ、内出血。メイクは翌日から可能

安全性の高い糸が使用されている

フェザーリフトに使用される糸はアプトスと呼ばれ、1996年にロシアの美容外科医のスラマニーチェ親子が開発したもの。2000年にロシア厚生省の委員会が患者300人を対象に施術を行い、有効性と安全性をが検討されました。2004年に発表された論文には、350例のフェザーリフトのうち、348例で若返りの効果を実感したという結果が出ています報告されています。また、安全基準条件を満たしていることを証明する「CEマーク」を取得しており、安全性が高い施術法と言えるでしょう。また、フェザーリフトはメスを一切使わない施術法のため、傷跡もほとんど残りません。施術時間は30程度と短く、抜糸の必要がなく通院・入院も不要です。

治療の流れ

1日目(診察・デザインマーキング・施術)

カウンセリングや診察で、施術方法・ダウンタイムの説明があります。どの部位のたるみを取り除きたいかも確認してくれるので、医師と納得のいくまで相談しましょう。

その後、糸を入れる位置や本数を決め、水性ペンなどを使ってたるみのある部分にマーキングを行います。マーキングが終わったら、血液検査やレントゲンといった検査があり、健康状態を確認。

施術をできるかどうかが判断されます。可能であれば局部麻酔を打ち、特殊な針を使って皮下に糸を挿入。施術時間は糸の本数や範囲によって変わりますが、30分〜1時間ほどで終わります。施術当日は洗顔・メイク・入浴・顔のエステを控えてください。術後は、ほとんどの人が引きつる感じを経験しているようです。

2日目

術後2日目から洗顔・メイク・入浴が行えます。ただし、顔のエステはNGです。溶ける糸を使用している場合は、通院の必要がありません。

3日目

術後3日目からすべての制限がなくなり、顔のマッサージやエステもOKです。皮下組織にコラーゲンが生成されていき、リフトアップ効果があらわれます。ただし、美容院や歯の治療は1ヶ月ほど控えると良いでしょう。

2~4週間後

術後から2~4週間ほど経つと、皮膚のたるみがさらにリフトアップされます。挿入された糸の周囲にできた繊維組織の収縮効果によるものです。糸による直接的なリフトアップと繊維組織の新生に伴うリフトアップの相乗効果により、施術の満足度が高まってきます。

2年~2年半

溶ける糸を使って施術を受けた人は、この間に糸が溶けて体内に吸収されていきます。糸が吸収されても、それまでには糸の周りにコラーゲン線維が形成。3~5年はリフトアップ効果が期待できます。

フェザーリフトは、3日以降には日常の制限がほとんどなくなります。ですが、施術から3週間は患部を強くもんだり、いたずらに刺激を与えたりするのはNGです。皮下組織に張り巡らされた糸が絡んで、効果が発揮されなくなってしまうおそれがあります。

副作用

皮膚表面のひきつり

フェザーリフトを受けた人の特徴的な後遺症として、皮膚の引きつりが挙げられます。皮膚の内側を持ち上げた際に皮膚の表面へしわ寄せがいき、施術を受けた部分の周辺が引きつれてしまう症状です。吸収されない糸を使っている場合は基本的に抜糸が可能ですが、長年の挿入によって抜糸が困難なケースもあります。糸を抜くときは糸の毛羽立ちにより、挿入するときよりも痛くて腫れることが多いようです。

また、糸を挿入した部分に痛み・腫れ・熱感などが見られる場合もあります。症状が続くと炎症・感染などに見舞われる可能性があるため、早めに医師の診察を受けてくさい。糸が切れたり、糸が皮膚から露出したりするケースもあります。

ダウンタイム

フェザーリフトのダウンタイムは顔全体の場合だと10日間程度、比較的面積が小さい場合は7日間ほどが目安です。溶けない糸を使った場合は、ダウンタイムが過ぎてから抜糸を行います。抜糸日が仕事だという人は、ダウンタイムが終わる頃にも休みを取っておくと良いでしょう。

ダウンタイムで起こる症状は腫れやむくみなど。痛みには個人差がありますが、まったく痛みがないというわけではありません。術後から数日~1ヶ月程度は、引きつれ感や違和感が生じます。内出血が出ることもありますが、時間が経過すると気にならなくなるでしょう。

フェザーリフトが向いている人

初めてリフトアップ施術を受ける人や、手術をするほどではないけれどたるみが気になっている人に向いています。多忙で短時間での施術を希望している人や、20~40歳前後でたるみが比較的軽度の人にもおすすめです。さらに、頬のたるみをなんとかしたいと考えている人にも有効。たるみを解消できるだけでなく鼻から口元にかけてしわ(ほうれい線)が浅くなり、頬の輪郭にハリが生まれます。目の下のくぼみも解消されて、若々しい印象に近づける施術です。

安全性

ロシアの美容外科医が開発したフェザーリフト。日本では2001年から導入された施術ですが、最初の数年間はフェザーリフトという言葉そのものが一般的ではありませんでした。施術を手がける医師も、どの程度リフトアップすれば良い結果に繋がるか分からず、手探り状態だったようです。しかし、現在は医師1人ひとりの技術が向上し、世間にフェザーリフトが広く知られるようになりました。安全な手術として多くの人が施術を受けています。

持続時間

フェザーリフトを受けたときの持続時間は、糸の本数や個人差だけでなく、溶ける糸の使用・不使用によっても異なりますが、3~5年ほどと言われています。はじめのうちは糸自体のリフトアップ効果しかあらわれませんが、糸の周囲に繊維組織の収縮も生じるので、半年以上経ったほうが満足度は高くなるようです。しかし、効果や持続時間だけで見ると、やはり切るリフトアップ施術であるフェイスリフトのほうが優れていると言えます。

他のスレッドリフトとの違い

毛羽立った糸が効果的にたるみへアプローチ

フェザーリフトは、いわゆる「フローティングタイプ」。突起を皮下組織に引っ掛けてたるみを引き上げる「フィックスタイプ」とは異なり、糸を埋め込むことで皮下組織の免疫反応を活発化させ、コラーゲン生成を促すことで、肌にハリツヤを甦らせるのが狙いです。また糸自体が中心に向かって毛羽立っており、それぞれが皮下組織に引っかかることでたるみを持ち上げます。リフトアップ効果の高さもさることながら、他のスレッドリフトに比べ、効果持続期間が長いことも注目に値します。

フェザーリフトの料金相場

悩ましいエイジング現象・たるみを改善する美容施術として、人気が高いフェザーリフト。その施術料金は一体どのくらいかかるのか、気になるところだと思います。糸治療を検討している方は、知識を深めておきましょう。

意外にも導入クリニックの数が少ない施術

フェザーリフトを導入しているクリニックは、首都圏でもそれほど数は多くないようです。特にワプトスでの施術を受けられるクリニックは少なめ。料金表示も1本単位で、セット価格を用意している医院はまれです。

クリニック別 フェザーリフトの費用例

切らないたるみ治療のひとつである、フェザーリフトを施術メニューに加えている美容クリニックの価格例や、施術の特徴を紹介していきます。施術を検討している方は、チェックしてください。

アイリス美容外科

アプトス

片側2本×両側=合計4本の場合 11万円
片側3本×両側=合計6本の場合 16万円
1本あたりの費用 2万8,000円

ワプトス

片側2本×両側=合計4本の場合 19万2,500円
片側3本×両側=合計6本の場合 29万4,000円
1本あたりの費用 4万9,000円

駅近でアクセス便利な渋谷のクリニック

渋谷駅から徒歩5分の好立地がうれしいクリニック。すでに20年近い歴史を誇っています。フェザーリフトはアプトスとワプトスを両方用意し、患者の肌状態に合わせた施術を実施しているようです。

品川美容外科

Vアプトス

片側2本×両側=合計4本の場合 16万2,960円
1本あたりの費用 4万740円

通いやすさとリーズナブルな費用が魅力

全国に40院以上を開院し、一般的な知名度もかなり高くなっている業界最大手のひとつ。フェザーリフトには力を入れており、V字に折り返して皮下組織に挿入する「Vアプトス」を実施。費用もリーズナブルです。

クロスクリニック

アプトス

片側2本×両側=合計4本の場合 21万6,000円
片側3本×両側=合計6本の場合 32万4,000円
片側4本×両側=合計8本の場合 43万2,000円
1本あたりの費用 5万4,000円

経験豊富な美容外科医が担当する安心の施術

エイジング治療、医療脱毛、痩身を3本の柱に、美容医療を提供しているクリニック。都内有数の繁華街・銀座で開院しています。フェザーリフトの価格帯は比較的お高めなので、よく検討する必要がありそう。

城本クリニック

本数(たるみの箇所)による費用

アプトス1本あたりの料金 4万円
ワプトス1本あたりの料金 7万円

全国に分院有、知名度も高い業界大手

全国に30院近くを展開している、業界最大手のひとつである、城本クリニック。施術に関する費用は、クリニックによって異なりますので、詳細は公式ページでチェックを。上記は新宿院の価格です。

ティアラクリニック

アプトス

片側3本×両側=合計6本の場合 30万円
アプトス1本あたりの料金 5万円

ワプトス

1本あたりの費用 8万円

埼玉県内で人気の美容クリニック

埼玉県内で川越と熊谷に開院しているクリニック。女性カウンセラーが、患者の悩みを丁寧に聞き取ってくれます。フェザーリフトはアプトスとワプトスの双方を導入。ただし、費用はかなりお高めです。

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