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むくみとたるみは関係がある?
顔のむくみがたるみになることもある
女性に多いお悩みのひとつ、"むくみ"ですが、顔がむくんでしまうとたるみにつながることがあります。
むくみは体内の余計な水分や、排出されなかった老廃物などが溜まって生じるもの。なるべく体外に流してあげることで、たるみを予防できるほか、小顔効果も得られますよ。
むくみがたるみに繋がる理由
本来、むくみは時間が経つにつれて自然と引いていくもの。特に顔の場合は朝起きたときに最もむくみやすく、日中になると徐々に解消されていきます。
これは、むくみを引き起こしている老廃物や水分が、重力によって徐々に顔から下の胴体へと流れていくためです。
しかし、顔のむくみを何度も繰り返してしまったり、何らかの原因でむくみが解消されていかないと、皮膚がむくみによって伸びきった状態になってしまいます。
この癖がついてしまうことで、むくんだ部分がそのまま下に垂れ下がり、たるみを生じさせてしまうのです。
たるみを予防するためにも、毎日のむくみをしっかり解消していきましょう。
むくみをたるみにしないためにできること
それでは、顔のむくみをたるみにしないために、何ができるでしょうか。ここで詳しく説明していきます。
スキンケアのやり方をひと工夫する
化粧水や乳液を付ける際、皮膚の下の老廃物を流すことを意識して見ましょう。
コットンや指を滑らせる位置は顔の中心を起点とし、左右のこめかみに向けてスライドさせてください。
目元や頬のほか、額や顎も同様です。老廃物をこめかみに流すことで、むくみが解消されやすくなります。
リンパマッサージ
顔にたまった老廃物は、最終的に首元のリンパ節を通って胴体部分へ出ていきます。
このリンパ節にあたるのが、左右の耳の下から鎖骨にかけての部分です。
こころ優しく指で撫で、リンパの流れを促しましょう。こめかみに老廃物を流すスキンケアと同時に行うのがおすすめです。
むくみの予防方法
むくみによるたるみを防ぐためには、むくみケアはもちろん、そもそもむくみを作らないということも大切です。
むくみは、血行不良や冷え、ホルモンバランスの乱れなどで生じます。そのため、普段の生活の中で以下のことを意識して、顔がむくみを予防しましょう。
バランスのとれた食事を心がける
塩分の摂り過ぎはむくみに繋がるため、減塩を意識してください。酢のように、塩分のない調味料で代用するのもおすすめです。また、塩分を排出する働きのあるカリウムを摂ると良いでしょう。カリウムは、野菜や果物、豆類、海藻類に多く含まれています。
適度な運動をする
デスクワークが中心の方など、普段運動することが少ない人は、筋力が低下し血行不良になりがちです。1時間に1度は動くなど、できることから始めましょう。
飲酒はほどほどにする
アルコールを大量に摂取すると、水分が血管外に排出され、老廃物が溜まりやすくなります。毎日飲むという人は、休肝日を設けましょう。どうしてもお酒を飲むというときは、事前にコップ一杯の水を飲んでおくとむくみ予防になります。
体をあたためる
体の冷えは血行不良を招きます。なるべく体を冷やさないよう、あたたかい服装を心がけてください。夏でも油断は禁物です。冷房は効きすぎないようにし、シャワー浴を控えきちんと湯船に浸かりましょう。
睡眠をしっかりとる
睡眠不足は血行不良を招きます。さらに疲労やストレスも悪影響。しっかり睡眠をとり、疲れをリフレッシュさせてください。