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スマホを使うことでたるみができる?
メールや電話はもちろん、動画撮影やインターネットの閲覧ができるスマートフォンは、もはや私たちの生活に欠かせないものになりました。しかし、スマホを日常的に使うことが、顔のしわやたるみなどの原因になってしまうこともあります。
ここでは、どうしてスマホを使うことが顔のたるみやしわになってしまうのかをまとめました。解消法も紹介しているので、是非参考にしてみてください。
スマホ習慣が顔のたるみの大きな原因に!
どうして日常的にスマートフォンを使うことが顔のたるみの原因になってしまうのか。総務省が調査したスマートフォンなどの調査結果から、その真相に迫ります。
長時間スマホを使う人が急増中
総務省が調査したところによると、スマートフォンによるインターネットの平均利用時間は平日で約53分であり、休日は80分ほどです。年々増加の一途をたどっており、特に10代から20代の利用時間が長いですが、30代から40代の利用時間も増加傾向に。多くの人が、1日のうち長い時間スマートフォンを使用していることが分かっています。[1] しかし、長時間スマートフォンを使用していると常に顔が下を向いた状態になり、顔がたるみやすくなってしまいます。
スマホを使っている時の姿勢の悪さ
スマートフォンを使う時は、画面を見るために下を向く姿勢になります。この姿勢は、首よりも背中が前に出ている状態になっており、首猫背や猫背とよばれている姿勢。あごや顔の筋肉が重力を受けやすくなっており、二重あごやフェイスラインのたるみの原因となってしまいます。
姿勢が悪いとたるみの他にも美容や健康に影響あり
背中や腰が曲がった姿勢は、内臓や筋肉、骨と関節に負担をかけてしまい、疲労がたまりやすくなってしまいます。
内臓が圧迫されることによって、血流やリンパの流れが悪くなるのです。全体的に体がむくみやすくなり、体に脂肪が付きやすくなります。そこからたるみやしわにつながるのです。
簡単!スマホ顔のセルフチェック方法を紹介
ドクターシーラボのアンケート調査では「スマートフォンを使っている時の姿勢が悪いと思う」と回答した人は50%を越えています。また、スマートフォンを使う時に姿勢を意識している人はほとんどいないようです。さらにアンケート調査では、スマホを使用している時の姿勢を意識しているかという質問に対して50%の人が悪いと答えました。
もしかするとあなたも無意識の間に、しわやたるみの原因となっている姿勢になってしまっているかもしれません。
ここでは、自分でチェックできるスマホ顔のチェック方法を紹介します。
スマートフォンで自撮りする
スマートフォンの自撮り機能を使って、自分の顔を撮影すると、自分の顔が写ります。あごの部分に重力がかかり、顔全体に重力がかかってしまっている顔になってしまっているのではないでしょうか。もし顔や首回りにしわやたるみができているのが確認できた方は、たるんでいるといえるでしょう。スマートフォンを使用している間の自分の顔になり、頬やあごのラインがたるんでしまう原因です。この方法は、手鏡でも確認することができます。
日頃から気を付けよう!「スマホ顔」の予防方法
スマホを使うことによって顔がたるんでしまった「スマホ顔」は日頃の習慣に気を付けるだけでも予防することができます。ここでは、スマホ顔の予防方法を3つ紹介していきましょう。
正しい姿勢を意識して使う
しわやたるみの元となってしまう姿勢は、スマホを利用する時に下を向いて長時間使うことによってなってしまうのです。そうならないためには、スマホと自分の目線を合わせて使うようにしましょう。スマホを目線の高さで使用することで、下を向かないため、顔のたるみやしわができにくくなります。
スマホに触れない時間をつくる
スマートフォンを使っている時の表情や悪い姿勢が、体のたるみやシワ、健康に悪影響を与えるということが分かっています。
そこで、スマートフォンを使う時間を減らす「デジタルデトックス」がおすすめ。スマホをなるべく使わない時間をつくると、長時間スマホを使うことによって起こる疲れや顔の筋肉のこわばりが和らぎ、目をこするのを妨げます。連続して長時間使わないようにし、適度に休憩をはさむようにしましょう。
寝る前はスマホを見ない
スマートフォンを使用することで、顔がたるんでしまう原因に睡眠不足があります。睡眠が不足してしまうと、女性の場合、女性ホルモンの分泌量が減少してしまいます。女性ホルモンには、コラーゲンの生成を促す働きがあるので、女性ホルモンが減少したことにより、肌が乾燥しやすくなってしまい、肌のハリが失われてしまうことが分かっています。肌の新陳代謝にも関わっているので、顔のたるみや老け顔にならないためにも日頃からスマホの使い方に注意することが大切です。
スマホたるみを防ごう!トレーニング方法を紹介
長時間スマートフォンを使用していることで、目元やあごのフェイスラインにたるみができてしまうことが分かりました。スマートフォンを長時間使用することによる悪影響は大きいといえますね。
目元やあごのフェイスラインのたるみやしわが気になっている人に、目元やあごのたるみを解消するトレーニング方法について、紹介ししていきます。
目元のたるみを解消するトレーニング方法
- 目頭に、それぞれ人差し指の腹をあてます。
- 目頭から軽く、目尻に向かって骨を押すようにツボを押していきます。
目元まわりの筋肉や皮膚はデリケートな部分なので、皮膚をこすってしまっても、たるみの原因になります。目の周りは極力こすらないようにしましょう。人差し指などの使いやすい指で行うのは良いですが、親指ではついつい力を入れ過ぎてしまうので注意が必要です。目元のパックなども効果的。睡眠をしっかりとることも、目元のたるみを解消するにはとっても効果的ですよ。
あごのたるみを解消するトレーニング方法
- あごの裏側にあるへこんだ部分をゆっくり押します。この部分は「上廉泉」ともよばれる首のぜい肉や二重あごの解消に効果があるといわれるツボです。
- 握りこぶしをつくり、人差し指と中指であごの骨をはさみ、リンパの流れを良くし、むくみを解消してくれる「舌筋のツボ」を押します。
- 耳の下にある「頬車」とよばれるツボを押します。この3つのツボを意識して、流れるようにマッサージを行うと良いでしょう。
[1]総務省情報通信政策研究所「平成27年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」
http://www.soumu.go.jp/iicp/chousakenkyu/data/research/survey/telecom/2016/02_160825mediariyou_houkokusho.pdf
[2]ドクターシーラボ「顔のたるみ研究所」
http://www.tarumi-labo.com/special/38/