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頬のたるみが起こる原因
加齢によるもの
歳を重ねるとコラーゲンやヒアルロン酸が減少し、肌の潤いを保つ力が弱まってきます。これにより、肌のハリが失われて頬のたるみが起きてしまうのです。
紫外線の影響
紫外線のなかでも、真皮にまで到達するのがUVA。UVAはコラーゲンなどを生成するビタミンCを壊してしまうため、コラーゲンの減少につながるのです。
乾燥しがち
冬の乾いた空気や肌のバリア機能の低下などによって、肌の潤いは奪われていきます。それによりハリが減少することも、たるみの原因のひとつです。
栄養が足りない
肌のハリを保つコラーゲンの生成、またターンオーバーの促進には、ビタミンやタンパク質などの栄養素が欠かせません。これらが不足することで、ハリは失われます。
頬のたるみが解消するマッサージ法
頬のたるみを解消するマッサージ法を紹介します。
頬骨から顎をマッサージ
人差し指を曲げ、その角を使って頬骨から顎にかけて滑らせます。
顎から耳下までをマッサージ
上記と同じように人差し指の形を作り、顎下から耳下にかけて滑らせマッサージしてください。
耳下から首までをマッサージ
同様に人差し指を曲げて耳下から首筋を通り、鎖骨まで指を滑らせるようにマッサージしましょう。
これらのマッサージは、上から順番に行うのがおすすめです。これにより、頬にたまった老廃物が排出されやすくなり、たるみを引き上げることにつながります。また、マッサージを行うときは力を入れすぎず、適度に気持ちいいと感じる力で行いましょう。
リンパマッサージ
頬のマッサージを行うときは、リンパの流れを意識しながら行うのも有効です。リンパの流れを活性化することで老廃物がより排出されやすくなり、たるみの改善につながるのです。リンパの流れを活発するマッサージ方法を見ていきましょう。
後頭部から鎖骨までをマッサージ
手を肩甲骨の上に当て、肩から鎖骨まで滑らせるようにマッサージしてください。その後、後頭部の髪の生え際付近に手を当て、首筋から鎖骨まで滑らせます。これを2~3回程度行いましょう。
首や耳をマッサージ
片方の手のひらを、手と逆側の鎖骨に当てて2~3回円を描くように回します。同様に、今度は首筋に手のひらを当てて回してください。その後、耳たぶを人差し指と中指で挟み、同じように回します。
こんなマッサージ方法はNG
強くこする
マッサージをするときに気を付けたいのは、強い力で肌をこすることです。これで摩擦を起こすと肌を傷めるほか、血流やリンパの流れを阻害して逆効果になってしまいます。マッサージはあまり力を入れずに、優しく行いましょう。
汚れた状態でのマッサージ
肌の摩擦を避けるためにマッサージ用クリームを使うのは良いのですが、クレンジングで代用するのは避けたほうが無難です。クレンジングで浮かした汚れをすり込むことになるため、肌に余計に負担をかけてしまいます。
力の入れすぎ
適度なエクササイズやマッサージはもちろん効果的ですが、頬の筋肉に思い切り力を入れたり、頬を押したりするのはNGです。やりすぎることで肌が伸びてしまい、逆にたるみの原因になるほか、表情筋を傷つける可能性もあります。